やあ!僕は翼!!一ヶ月前にロミオに入店した新人ホストさ!!入店1週間という短い間に、20人もの指名客をゲットしちゃって、もう大変だよ!!
でも僕は天才だから、他のホストにヘルプなんか付けてもらわなくても、一人で指名客を全員接客できちゃうのさ!!オーナーからのお墨付きももらったしね!!僕ってすごいなあ!!
そしたら、ロミオのナンバーワンだったくせに、一ヶ月近くも店をほったらかしにしていた、遼介くんが帰ってきたから、僕はこう言ってやったのさ!!
「遼介くん、俺がきみからナンバーワンを奪(と)ったら店を辞めてほしいな!」
「なにィ!!」
なお、翼くんのセリフは、全て「キャプテン翼」の翼くんみたいな、さわやかだけど暴言…みたいな口調でお送りします。
…とまあそんなワケで、遼介にとんでもない要求をつき付ける、新人ホストの翼くん。卓也(ヤムチャ)が「いい加減にしろや(゚Д゚)ゴルァ!」とつっかかりますが、翼くんからは…。
「卓也くんだっけ?僕…きみの売り上げならとっくに越えるんじゃないかなあ?」
痛いところを突かれて、ぐうの音も出ないヤムチャ。全くどんどんヘタレ化するなあコイツは!!エロティカのNO.1 ホストだったころが懐かしいや…。
そして、もしも自分がNO.1 になれなかった時は「その時は一生きみのヘルプをやるよ!!」とさらりと言ってのける翼くん。オーナーも子の勝負を了承してるみたいだし、遼介もその条件を飲み、ここに遼介 VS 翼くんとのNO.1 ホスト対決が幕を切ったのでした。
翼くんとのファーストコンタクトを終えた遼介は、彼の目を見て、自分がホストの世界に入ってきた頃も同じ目をしてたんだろうなあ…と懐かしんでいます。たしかにあの頃の自分には、今の翼くんのような余裕もなければ、指名客もいっぱいついてはいなかったけれど…。
「俺はここで…この場所で絶対に成り上がってやるんだっていう強い気持ちはあった…
アイツの眼にもその強い意志がある…
退路はない…ここで勝負してやるっていう強さが」
そんな翼くんには負けてられないぜー!!と、遼介は自分のお客に、復帰の電話をかけまくります。修さんたち遼介派のみんなも遼介に協力、電話をかけまくります。そしてヤムチャも…。
「みんな、客に遼介本日“ロミオ”に復帰の電話をかけまくれ!!」
もう完璧に遼介派の一員だよウ・゚・(ノД‘)・゚・
どうやら井上先生も、倉科先生も、「卓也派」のことは、なかったことにしてしまったようです。
そんな遼介たちを横目で見つつ、翼くんは意味深な事を考えているようです。
(遼介くん、きみにはここから去ってもらうよ、そうでなければ僕は…)
…さて、しばらくすると、ロミオの店内は、遼介が復帰したと聞きつけたお客さんでいっぱい。遼介は店をほったらかしにしてたお詫びとして、エリカさんたちに「自分で焼いた」クッキーをプレゼント。
自分で焼いたなんて、どう考えてもウソくさいんですが、エリカさんたちは「女はね、あんたのその気持ちが嬉しいのよ」などと、すっかり信じ込んじゃってます。
全く、遼介もすっかり洗練されちゃったなあ。そこで「鮭とば」を渡すぐらいの豪快さが欲しいんだけどなー。
一方の翼くんも、たくさんの指名客をひとりで接客。しかし突然ひとりの女性客に「きみのブローチ全然似合ってないよ」などと、とんでもないことを言い出したもんだから、さあ大変。
「ホストクラブに来るんだったら、それなりの格好はしてもらわないと困るんだよね」
こんなことを言われてプライドを傷つけられたらたまりません。女性はブチ切れて店を出ていってしまいました。すると翼くんはその女性の後を追いかけて、あるモノをプレゼントします。中に入っていたのは・ものすごく豪華なブローチ!!
「初日から僕を指名し続けてくれた、あなたへの感謝の気持ちです
あなたに似合おうものを選びました、受け取ってください。
みんなの前であんなに厳しいこと言ってゴメン…でも、あなたは他の客と違って特別だから
これからも応援してください」
さっきまでブチ切れていた女性は態度を一変。ますます翼くんのとりこになっちゃうのでした。
(遼介くん…僕はきみを越えなくちゃいけないんだ…どんなことをしてでも…)
はたして遼介と翼くん、NO.1 になるのはどっちなんだというところで、つづく。
あと今週は、向浦宏和先生の「カジテツ王子」にも夜王ネタが使われていて、最高でした。
主人公(ニート)がブックオフで読んでいる漫画「昼王」(ひるおう)。
ホストクラブのオーナーの昼間の生態を描いた漫画(全3巻)ですが…。
何やってんだオーナー!!
さらには、突然オーナーがペコペコ謝っているシーンが、と思ったら…。
KAJIMEも超欲しいです!!
井上先生、冗談でもいいから描いてくれないかなあ。昼王。
それにしても、向浦先生は夜王の何たるかを分かってらっしゃるようでなによりだ(w