あの「デスメタルの帝王」と呼ばれ、カールス・マーダーのギターを受け継いだ男、ジャック・イル・ダークから、クラウザーさんあてに手紙が届きました。内容は「今度オレの娘が日本へお前に会いにやってくるから、相手をしてやってほしい」というもの。
シャッチョさんは「最高のデスメタル接待をして来いよ」と根岸にハッパをかけ、早速娘に会いに行きます。
娘の名前は「ケニー・イル・ダーク」。過去に日本への留学も経験しており、メタル関係の仕事をしているそうな。そしてなんか、ものすごいボイン(死語)です。
クラウザーさんとケニーが道を歩くと「わあ着ぐるみだ」「すげえボイン」と、みんなから注目の的です。
ちなみに父親のジャック・イル・ダークは、クラウザーさんに悪魔のギターを託したあと、すっかり丸くなっちゃって、今はジャズなどを演奏してるそうな。
↑ジャズを演奏しているジャック・イル・ダーク(想像図)
さて、今回ケニーが日本にやってきたのは「クラウザーIII世が本当に悪魔のギターを受け継ぐに値する人物かを見極めるため」
もしも帝王の器でないのなら、悪魔のギターを返して貰うわとまで言っちゃいます。するとクラウザーさんは…。
「ハハハ、一日オレと共にすれば、この帝王の恐ろしさを知ることになるわ」
そんな自身満々な(内心はホントは自分が3代目なんて認めた覚えはないけど)、クラウザーさんは、まずはケニーに相撲を見せることにします。ケニーは「私、スモウなんて興味ないわ」と乗り気じゃないですが…。
「裸と裸のぶつかり合いこそ、音楽におけるメタルの本質
オレが本当のスモウの見方を教えてやる」
すげー。相撲はそんなに奥が深かったのか!!そういえば同じデスメタルのデーモン小暮閣下も相撲好きだしなあ。デスメタルと相撲は切っても切れない関係のようですね(w
マントを翻してケニーを案内するクラウザーさんを見ながら、ケニーはこう思います。
(デトロイト・メタル・シティのフロントマン、ヨハネ・クラウザーII世
もし、この男が本当に帝王といえるなら、 あの話をする価値があるわ)
うーん。ケニーにはなんか別の目的のあるのかな?気になるなあ。
というわけで、国技館で相撲を見るクラウザーさんとケニーですが、相撲に興味のないケニーは退屈そう。クラウザーさんもあんまり相撲は詳しくないし…。チラリと横に視線を向けると、ケニーの大きなオパーイが。
(それにしてもケニーちゃん、凄い胸だな…
ハッ、僕は何を考えてんだ!僕には相川さんという好きな人がいるのに…
僕が初めて胸を触る相手は、相川さんなんだ、相川さんもけっこう胸は…)
相川さんのオパーイを揉むところを想像して、思わず手がいやらしい動きをしているクラウザーさん。表情もエロエロです。なんか新鮮だ(w
ていうかクラウザーさんは「下半身さえあればいい」んじゃなかったっけ?やっぱり下半身だけではなく、おっぱいも大切なんですね(w
そんなエロエロな手つきをしているクラウザーさんに「何してんの?」と聞かれると、とっさに…。
「き、気づかれたら仕方あるまい…
オレがこの手であの力士を操っておるのだ…
今日はどちらを勝たせるかな…」
あの、デーモン小暮閣下でさえ大相撲の解説者止まりなのに、クラウザーさんは相撲そのものを操るとは…。さうがはクラウザーさんだぜ!!
まあ、もちろんこれは偶然なんですが、ケニーはまんまと信じ込んじゃいました。とっとと化けの皮が剥がれないうちに、今度はケニーを寿司屋へ案内することに。
「貴様にスシを食わせてやろう
生き物をナマで米の上に乗せて喰らう
これほどの悪魔的行為はない
寿司こそデスメタル的食物の1つだ!」
クラウザーさんにそう説明されると、寿司も猟奇的な食いものに思えるなあ(w
さて、おやっさんが注文を伺うと、クラウザーさんが最初に注文をしたのは…。
「ではまず貴様の耳から握ってもらおうか」
耳キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!
しかしおやっさんはシャレの通じない人なので「はい?」「え?」と言うばかり。仕方がないのでクラウザーさんは「ええいっ、ないのであれば甘エビとタマゴをサビ抜きで、あと茶碗むし持って来ーい!!」と、折れるのですが(w
ともあれ、お寿司を食い終わって店から出るふたり。ケニーはいきなり耳を食おうとしたクラウザーさんの猟奇的言動に「あのパパですら人食いだけはしなかったのに…」と驚きを見せています。
もっとも、そのクラウザーさんは、大好きなタマゴを4つも平らげて、すっかりホクホク顔。
「生き物をナマで米の上に乗せて喰らう」って言ってたけど、タマゴは生き物じゃないじゃん!!という無粋なツッコミをすると、きっとクラウザーさんにSATSUGAIされそうなので、控えておきましょう(w
相撲・寿司と、クラウザーさんの猟奇的行動と言動に圧倒されるケニー。最後にもう一度クラウザーさんを試すため、目の前でダベっていたDQNに「ヘイガキ共、かかって来いしょんべんタレ!」と挑発。DQNたちはなぜかクラウザーさんに絡んできちゃいました。ひどいよケニーたん゚・(ノД‘)・゚・
「貴様ら誰に向かって口を聞いておる、俺はクラウザーII世であるぞ」
毅然とした態度で名を名乗るものの、残念ながら相手はDMC信者ではなかったので「ハァ、何だ!?この着ぐるみ、ナメてんのかコラァ」と、完全に逆効果。クラウザーさんはいいように絡まれてしまいます。
ああ、このまま暴力に屈するのか…?
(うう…元はと言えばこの女のせい
ジャックの娘だからってバカにしやがって…
なにがアナタを見極めるだ!!なにが力士みたく操ってだ!!
日々、稽古に励む力士達の気持ちを考えたことあるか!!)
ここでクラウザーさん、なぜかケニーに猫ダましをかましたあと、がっぷり四つの体制に!!
「相撲を取るならマワシを締めぬかー!!」
ケニーのおケツが丸だしに!!このクラウザーさんの行動に、ケニーもDQNたちもビックリ!!
「ルプン♪ルププン♪」という擬音が、ケニーたんのおしりのプリプリっぷりを実によく表現していますね(;´Д`)ハァハァ。
そして「ちゃんこ係からやり直せー!!」と、ケニーをブン投げると、クラウザーさんは即興で悪魔のギターをかきならして歌を歌いだします。
開始せよ 世界大戦
悪魔が戦艦をよみがえらせる
復習せよ 世界大戦
悪魔と契りを交わしいま
ホワイトハウスを血で塗りつぶす
自由の女神にブチ込んでやれ深海に沈む大和の塊
今 よみがえり 憎しみが海を裂く
怨念持ちし漆黒の戦艦
今 出撃し 大砲が空を裂く
このクラウザーさんの凄まじいギタープレイに、ケニーは完全に圧倒されます。そしてここで始めてクラウザーさんの実力を認めるのです。
「凄いわクラウザー、アナタはやはりパパの言う通り…」
「おもかじオッパ――イ!!」
クラウザーさんが初めて触ったオッパイは、相川さんのではなく、ケニーたんの爆乳なのでした♪
なんか気がついたら、さっきのDQNたちがすっかりDMC信者になっちゃっています。凄いぜクラウザーさん!!
(危険だわこの男…まさに帝王にふさわしい
彼なら、あのバンドを恐れはしないはずだわ)
クラウザーさんに乳を揉まれたケニーが、なんだか意味深な事を…。はたして「あのバンド」とは何者なのかー?つづく。