(20100327)デトロイト・メタル・シティ TRACK111「NEW LEGEND」

DMCは今回のお話を含め、あと3回で連載終了…。


ついにクラウザーさんが地獄へと帰られてしまうのか…。

クラウザーさんとの別れは寂しいですが、漫画的にはこの辺で終わっておくのが妥当かな、と個人的には思います。これ以上長引かせてもダレるだけでしょうし…。


まあ、映画化、アニメ化、音楽CD化、タワレコでサイン会と、色々やりきった感がありますからねー。連載が終了しても、クラウザーさんは我々の心の中に伝説として生き続けて行く事でしょう。



それでは今号の感想。
全ての無駄な衣装を取り払い、メタルをやる為だけの最低限の衣服を身にまとった、ゴッドさん最終形態。やっぱりフリーザ様を彷彿とさせます。


目にも見えない早弾き、軽やかな身のこなし、滴る汗…スポーティにすら見えるゴッドさんの前では、クラウザーさん悪魔玉も、ベルリンの金色の風も、さらにはゴッドさんの頭に巻いてるヘアバンドを利用した「ゴムゴムのハナクソ」も、全く通用しません。涼しい顔して普通に演奏を続けています。ゴッドさんある意味空気読めてねえ(w


何の雑念にも囚われず、ひたすらデスメタルを奏で続ける、デスメタルの帝王の遺伝子を受け継ぐ男…。悪魔のギターの弦も切れ、数多のパフォーマンスも通用せず、観客たちはおろか、クラウザーさん自身でさえも、今回ばかりは敗北を喫することを覚悟したその瞬間…。


生死の境を彷徨っていたシャッチョさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


手には、連載初期、ジャックから悪魔のギターを受け継ぐ時まで使ってた、クラウザーさんのギターが。

それを目にしたクラウザーさん「もうオレには必要ねぇ」と、突然持ってた悪魔のギターを破壊(デストローイ)ー!!



「お前が、伝説を作れ」


初めて根岸がクラウザーさんとなった時、シャッチョさんは同じ事を言って、根岸にギターを託しました。クラウザーさんの脳裏にあの頃の映像がプレイバックで蘇ります。


(長かったな、いま見せてやる これがオレの 答えだ
死にぞこないのクソババァ、冥土のみやげだ
オレが、オレこそが、オマエの見たかった 伝説
ヨハネ・クラウザーII世だ)


受け継いだ伝説を捨て、自らが新しい伝説を作り上げる…。
逆光に照らされ、シャッチョさんから受け取ったギターをかき鳴らすクラウザーさん
このシーンのクラウザーさんが最高にカッコ良過ぎる…!!
子宮も無いのに妊娠してしまいそうです。


そしてそんなクラウザーさんの勇姿を感慨深げに見つめているシャッチョさんが、なんだか完全にヒロイン化しているように見えて仕方がありません。相川さんの立場が完全に無くなってて(´・ω・) カワイソス。


新しい伝説の前には、ゴッドさんも完全に脱帽。
その後、「ゴッドだか神だか知らんが、貴様など豚のケツ拭く紙にすぎんわー」と、クラウザーさんによって、梨元さんのケツに顔面を押し付けられちゃうゴッドさん、(´・ω・) カワイソス。



そして次号は、ジャギ様・カミュさんと共に、「SATSUGAI」フルバージョン!!


そういや連載中に「SATSUGAI」がフルコーラスで演奏されてるシーンは無かったんでしたっけ。これは間違いなくとんでもない事になりそうです。次回を想像しただけで、先走り汁が止まらないぜ…。



若杉公徳先生の巻末コメント
スト2話と9巻よろしくお願いします!