(20210109) 彼岸島 48日後… 第269話「ミサイル」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという“血の楽園”へ向かう…!!



「血の楽園」の場所は…なんとお台場!!
どうやらお台場一帯が壁に囲まれた要塞になっており…って、そんなにガッチガチの要塞にしてたら、かえって上空から狙われるんじゃね?と思われるんですが…そこは彼岸島クオリティ。


たとえ空からミサイルで狙われても、要塞の城壁の上にいる巨大な邪鬼が…。










ええ…(困惑)


なんだよこれ…!こんなの、完全に対空ミサイル迎撃機じゃねェか…!
コイツを邪鬼使いにコントロールさせりゃ軍事利用にメチャクチャ使えちまうし、世界平和にも貢献できるかもしれねェ。
ぶっちゃけコイツと、噛み付き爆弾型吸血鬼が居たら、対地・対空が完璧になるから無敵なんじゃね…?


マサの野郎はこいつらを世界の軍隊に売りさばいて、軍事商人として暗躍したら、余裕で世界を支配できちまうから、ちくしょう!



こんな恐ろしい対空兵器が待ち受けている吸血鬼の巣窟に、明さんたちは向かうのか…。
情報をくれたオッサンの話によると、レインボーブリッジからじゃないと血の楽園には入れない(なんというゲーム的展開!)らしいので、吸血鬼たちが集めてた人間の血の樽5つを手土産に持っていくことに。

すると助けた人間たちから「我々の仲間だったものの血を勝手に持っていくな (゚Д゚)ゴルァ!! 」と怒られるんですが

明さん「埋葬もいいだろう だが国家もなくなった今そんな事してなんになる」


あれ?明さん以前、大阪で西山とユキの墓作ってましたよね…?
言ってる事とやってる事が矛盾してるじゃねェか…。
まあ「動けない…」って言ってる次のコマで突然動き出す明さんだからなあ(′・ω・`)
先生ェ絶対この編忘れてそう。


とはいえ、まあ何とか人間たちの説得に成功できたので、明さんたちは血の樽を手土産に、イカダでレインボーブリッジへ向かう…!


いやあ、もう今週はすごいな。完全にやべェやつじゃないか…。
まあやべェのはいつもの事なんですが、今回のはちょっとレベルが違うっていうか「おまえは一線を越えてしまった!!」的なやばさだ…。


2021年になっても彼岸島のパワーは相変わらずで安心だェ!






…あと、ネズミの考えてるお台場のイメージがひどすぎて草。