(20120501)今月の海傑エルマロ 第八話 「悪童、訝る。」

「月刊HERO'S」(毎月1日、全国のセブンイレブンとパチンコ屋さんで発売)で連載開始となった、井上紀良先生の「海傑エルマロ」。今月も書く事にします。


前回までのあらすじ


16世紀。「海賊王に俺はなる!」とかいう目標を持った大胆不敵で自由奔放な若きサムライ・カイリ(遼介顔)は、海賊の親玉・王直さんと意気投合し、船に乗せてもらう事に。明へ到着したカイリ達は知り合いの「雑賀露庵」(さいが ロアン。ヤムチャ)を仲間に加えて、「聖王の杯」というレアアイテムを探しにとある島へ。そこでカイリ達は、聖杯を手に入れる為に必要な4枚の金貨のうちのひとつ「獅子の金貨」をゲット。目的地の喜望峰に向けて、俺達の冒険は始まったばかりだ!

「夜王」に登場した、初代「肉便器」「霧崎恭一郎」。







「華と修羅」に登場した、二代目肉便器こと「新便器」「唐房新」。





この他にも肉便器ソックリな「ニセ便器」(堀江)や、新便器の実父・「九鬼便器」「九鬼男爵」など、さまざまな亜種も存在する「華麗なる肉便器一族」ですが、今月の「海傑エルマロ」に、新しい便器キャラが出現いたしました。









便器王国(キングダム)!!

このキャラを目の当たりにした瞬間、なんでか知りませんがこんなフレーズが脳内をかけ巡ってしまいました。まさに新しい便器が生まれた…!といったところでしょうか。



胡散臭いチョビヒゲが小悪党っぽくて笑えるこのキャラの名前は「ロブ」。面倒くさいので以後コイツは「洋便器」と命名しましょう。外国人=洋式って事で(w


しかし残念ながらこの洋便器、イカれた名言を吐いたり、理不尽な行動をとったりなどといった無茶苦茶な言動もなく、今のところ大した動きは見せておりません。美味しい所はぜーんぶ上司のドレイク提督が持って行っちゃってますが、この洋便器も偉大な先人たちのように、いずれはきっと何かやらかしてくれると信じて疑いません。


さてこのドレイク提督、カイリ達に絡んでた英国船員をひっぱたいて「恥を知れ!」と一喝する紳士的な一面を見せたかと思いきや、カイリが獅子の金貨を持ってると知るや、その日の夜には部下を引き連れて王直さんの船を襲撃しようとするなど、善人なのか悪人なのか、イマイチよくわからんオッサンです。


そんでもってこのオッサン、なんかスペイン人に恨みでもあるらしく「スペイン人どもがァッ…!あの牛のクソ如き連中に…」などと、なんだか一人でブチ切れています。こういう発言を洋便器がしてくれれば良かったのになあ。



あとヴェロニカ姐さんにもなんか色々裏があるような描写があるんですが…まあそんな事とかはどうでもいいので、次回あたり洋便器がドレイク提督を裏切って殺害し、カイリ達相手に非情な一面を見せてほしいなあと思ったところで、つづく。



なお、つい最近「憑鬼の剣」が盛大に打ち切られたコピー機先生ですが、4月16日発売の「別冊週漫スペシャル」6月号にて「トウキョウ・シティヴァイス」という新連載を始めた模様です…って、もう次の新連載なのか。スパンが早いなあ。


セクシャルバイオレンスと言う文字が表紙にある事から、おそらく拳銃を持ったSATのスーツを着たイケメンと、後ろにいる婦人警官のコスプレをした風俗嬢みたいな女の子との、ハードセックルてんこ盛りな作品じゃないかなあと推測されます。他に原作者とかの名前がないようなので、コピー機先生ピン作品なのか?


どっちにしろ、うちの近所のコンビニにも本屋さんにも「別冊週漫スペシャル」が置いてないから、確認すら出来ねえよウワァァン・゚・(ノД‘)・゚・