(20110512)今週の「華と修羅」 第四十三話 罪

扉絵キャッチコピー
「何かを背負う男同士の沈黙という対話。」

柱文
「家老・九鬼を付け狙う謎の男たち。窮地は脱したか!?」
「犠牲の流血!!」

 慎太郎は5人の評議員の一人、九鬼(くき)男爵から接触を持ちかけられます。そして待ち合わせ場所の映画館で九鬼さんの口から「自分は新(新便器)の実の父親だ」とカミングアウトされて慎太郎はビックリ!果たして慎太郎は、自分をかくまってくれたら推薦状を書いてあげるYO!と言ってきた九鬼さんを、追っ手から守りきる事ができるのか…?
…あ、あと次男の美彦(ほっこり兄さん)がついに本気出したみたいですよー(棒読み)。



九鬼さんのあだ名について、散々悩みましたが、結局、スタンダードといいますか、シンプルに「九鬼便器」と表記させていただくことにしました。。
コメント等で色々とアイディアを下さった方ありがとうございました。そして何かベタ過ぎてゴメンなさい。



路地裏に隠れてなんとか追って2人を巻く事に成功した慎太郎と九鬼便器。その後九鬼便器の口から、新便器の実父であるという真相について色々と語られます。

●息子の新便器のツラが自分にソックリ過ぎるので、出てくると怪しまれるから、唐房家には十数年顔を出してないらしい。


●清音(ババア)と毅(こわし)がケコーンする前、九鬼便器はババアと付き合ってました。
でも身分が違うのでババアの両親がケコーンを認めてくれませんでした。


●そうこうしてるうちに清音(ババア)と毅(こわし)がケコーンすると知って九鬼便器ビックリ。まあ俺、唐房家の家老華族だし、主君裏切れないよねー。と、しゃーねーから身を引く事に。


●でも、嫁入りの前に一度だけババアから会いたいって手紙を受け取って…つい、やっちゃったんだZE☆


●この前、息子である新便器から「推薦状くれYO!」と迫られるも、九鬼便器はキッパリと拒否。
「俺の子が唐房家の当主になるとか、これ以上毅(こわし)を裏切れねえよ、もう親や先祖に顔向けできねえよウワァァン・゚・(ノД‘)・゚・ 」


まあ、こんな感じですね。それにしても十数年顔を出さないとか、どんだけ長い仮病なんだ。まったく、コレで仮病だとバレない方がどうかしてると思います。


ちなみに、若かった頃のババアの姿が、こちら。






うーん。なんかあんまり今と変わんないなあ(′・ω・`)
百合子や真智子たんと違って「ひと昔前の美人」って感じのツラかも。





そんな九鬼便器の話を聞いて、ここは俺がどげんかせんといけん!と思った慎太郎。早速ババアの元へ行き「ちょっとツラ貸せやー」と声をかけます。


なお、慎太郎がババアの部屋に入った時、ババアは髪を結って貰ってたのですが…。





あ、喬子がいる(′・ω・`)


まあね。唐房家は、紅茶を指にこぼしたり、ちょっと失言したり、僅かなミスをやらかしただけでも、速攻で里に返される過酷極まりない職場。
そりゃ喬子だってババアの前じゃ汗水垂らして必死に働きますよ。ほっこり兄さんの淀君というカイザーロードの実現のために、こんなところでクビにされたらたまりませんからね。



というわけで、ババアを屋敷から離れたビリヤード場に連れてきた慎太郎。するとそこに九鬼便器が待ち構えていました。

九鬼「1人の男として…今もそなたを愛している男として、この場に参ったのだ!
死ぬまで愛せと懇願したのは誰か!
誰に抱かれようとも、いつも私を想うと誓ったのはそなたであろう!
どうか本心を聞かせてほしい、愛していると!
一言で良いのだ、聞けば、もうそなたの前には現れない!」


必死に愛をアピールする九鬼便器。なんかちょっとカッコいいぞ!!
しかしあの頃と違い、ババアはすっかり変わってしまっていたのです…。

清音「ふん…これは美しすぎる私の罪かしら
暖かくなるとおかしな輩が沸いて出る」


清音「どうやら心まで病んでいるようね!
慎太郎、良い病院を探してこの者を連れて行きなさい
わたくしに危害を加えるその前に」


ババア、相変わらずツンツンし過ぎwwwww


「華と修羅」を代表するヤンデレ真智子たんなら「華と修羅」を代表するツンデレが、この唐房清音!!
流石と言わざるを得ないほどの、情け容赦のないツンツン振りです。


ひとくちにツンデレと言ってもいろんなタイプがありますが、おそらくこのババアの場合、ツンとデレの比率が、99:1ぐらいの比率だと思います。
思えば氷野さんの時も、氷野さんが死んだ後にようやくデレたぐらいでしたからねえ。


そんな極度のツンツンババアに「愛してるって言ってくれ!」って真っ正面から言ってもなあ。そんなんどう考えたって、言ってくれるわけないじゃん!!
こりゃもう相手が悪過ぎるとしか言えませんね。九鬼便器(´・ω・) カワイソス。



いずれにせよババアから「これ以上騒ぐと警察(ポリ)呼ぶぞ(゚Д゚)ゴルァ!」と言われたので、しぶしぶ諦めた九鬼便器。
しかし九鬼便器が去り際に「漏れは次期当主に慎太郎を推薦するYO!」などと言い出したからさあ大変。


突然「待ちなさい!」と呼び止めたババアが手に構えていたのは…ゲゲェーッ!?拳銃!!

清音「備えあれば憂いなしわたくしの好きな言葉です」




「備えあれば憂いなし」。
こんな何気無い「ことわざ」を、拳銃構えながら着物を着たババアが口にする。

冷静に文章にして想像してみると、とてつもなくとんでもない光景です。


だいたい「着物を着たババアが拳銃かまえてる」時点で「それどこの「極道の妻たち」だよ!」と突っ込まずにはいられないほど異常なのに、さらに、そのババアが言ってるセリフが「覚悟しいや!」ではなく「備えあれば憂いなし」。と、何故かことわざ。


こんなクールでスタイリッシュなババアは初めてだwwww
この辺の谷本先生の言語感覚のセンスは、本当に凄いと思います。



しかしこの期に及んでも九鬼便器は「撃てるわけがない!あれほどに愛した男を撃てるわけがない!」などと、おめでたい事をのたまってる始末。


しかし今のババアはちょっと失言したりミスをした女中を即刻里に送り返すほどのハードコアなツンツンババア。一秒のためらいも無く、九鬼便器に向けて拳銃を発砲!!


しかしババアが発砲した凶弾は、慎太郎がかばった為に慎太郎の右腕に命中!!って事は逆に考えると、慎太郎がかばわなかったら確実に九鬼便器に命中していたわけで、完全に殺す気満々じゃんかwwwwこのババア本気で非情過ぎるwwww



うーん。しかし今週の一連のやり取りを見ていると、ババアののらりくらりとした立ち振る舞いは、裏表使い分けるのは華族の特権というか得意技みたいだからまあわかるんですが…九鬼便器が空回りし過ぎてて、なんか泣けます。


というか、もしかしたら本当に九鬼便器の一方的な勘違いだったんじゃね?とすら思えてきます。
ホラ、女の子がにっこり笑ったり優しくしてくれただけで、この子は俺に気があるんだ!愛してくれてるんだ!うんそうに違いない!と男が勝手に舞い上がっちゃうというやつ。有りがちじゃないですか。


まあその割には、九鬼便器との間に子供作っちゃったんだから、その辺はどうなのよ?って問題は残りますけど。


それともアレか?昔はマジで相思相愛だったけれど、毅(こわし)が実は夜の超絶テクニシャンで、毎晩激しいプレイで開発されまくったババアはすっかり身も心も毅(こわし)にメロメロ。毅(こわし)無しでは生きていけない体に…。

だからババアは氷野さんと不倫することも無く、元恋人の九鬼便器にもあんなに冷たい態度なのも、こう考えるとなんとなく説明が付いてしまいます。
でもこれって、想像するとなんかイヤな絵ヅラだなあ。特に毅(こわし)ww



というわけで、つづく。