扉絵キャッチコピー
走り抜けよ。ただ、人の道を。
柱文
「一度は慎太郎に向けた銃で、自らを撃った氷野…!」
「亡き母への誓い。もう、横暴には負けない!」
慎太郎の目の前で、突然自決を図った氷野さん。このまま死なせはせんぞー!と、慎太郎は自ら車を運転し、氷野さんを病院へと運びます。
「はは…氷野さんは知らないでしょうね!
あなたは私を憎んでいたかもしれないが…私はあなたが好きでした!
母上のご機嫌が悪いと、近づかぬようこっそり教えてくれた!
私が仕置きを受けていると、あなたはそれとなく母上を呼び、引き離してくれた!
私には与えられなかったおやつを、こっそりと持って来てくれた!
他にもたくさんある!その度に救われた…
私はずっとあなたに返したかったのです、受けた優しさを!」
うーん、このシーンは何気に良いシーンですね。
しかし、自分の口に向けてピストルを発砲し、おもいっきり口の中が貫通してるはずなのに、即死してないどころか、視線をわずかに慎太郎に向けたりと、意識すら残ってる様子の氷野さん…。おいおい、生命力有り過ぎだろwwww
ところが慎太郎の奮闘むなしく、結局氷野さんは病院に着いた頃には、すでに息絶えておりました。
残した遺書に「全ては自分の犯行」と書かれてた事もあり、一連の騒動は収束に向かいそうな流れですが…そんな中、氷野さんの遺体が安置されている病院の霊安室に、新(新便器)と清音(ババア)が現れます。
最初は氷野さんの死に顔を見て「ふん…自害したと言うのに安らかな顔ですこと、憑き物が落ちたようですわ」などと、ツンツンしてたババアですが、新便器が霊安室を出てしばらくすると、気が付いたら、突然わんわん泣き出し始め…。
「最後の最後で何たる愚行!私を置いて一人で勝手に逝くとは!
私は許しません、決して許しませんわ!
戻りなさい、戻ってくるのです
答えなさい、答えるのです氷野!」
ババアのツンデレシーンキタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!!!
もっとも、ババアのツンデレなんぞを見せられて、一体誰得なんだYO?ってのは、それは言わないお約束。
さて、氷野さんが死んだ事で、自分が毅の実子ではない事を知る者が一人減ってホッと胸をなでおろす新便器。
待ち構えてた慎太郎に「貴様に私の何が分かる!!人を殴った事も無く虫一つ殺せないヤツが爵位なんか望むな(゚Д゚)ゴルァ!」と、胸ぐらつかんだり首をつかんだりりしますが…ここでブチ切れた慎太郎が新便器をブン殴り、改めて爵位争いから一歩も引かないぞ宣言!
おお、これまで人を殴った事の無かった心優しき慎太郎が、ついに暴力に身を染める!!ってやつですね。
これをきっかけに、暴力の魅惑にとりつかれた慎太郎が「ウオオーッ!!」と、バンバン人をブン殴ってくれるのかと想像すると、実にwktkしますな(′・ω・`)
ところで、慎太郎と新便器の2人が修羅場ってる様子を、新聞記者らしきオッサンがこっそりと観察をしているのが何気に気になるんだぜ。つづく。