扉絵キャッチコピー
「憩いの刻も 黒き策謀は巡らされる。」
柱文
「推薦状を得た新の底知れぬ自信に母と弟は…?」
「逃れ得るか!?」
5人の評議員の一人、関さんから推薦状をゲットしてきた慎太郎。これに対して新(新便器)は慎太郎の協力者である真壁男色…じゃなかった、ハゲ真壁の性癖(BL)を利用し脅して、推薦状をゲット。
こうして数字の上では長兄新便器と末弟慎太郎が1票ずつ分け合う形になりました。
唐房家の屋敷で茶でもたしなみながら、自信満々に母親の清音(ババア)に報告する新便器。そしてその横では…。
美彦(くそ、いつのまに推薦状を…
もう勝負が始まっていたのか、何故私に教えない!)
おおー!!久々に次男の美彦(ほっこり兄さん)の登場だ!!
この所、大きな動きを見せてなかったほっこり兄さん。慎太郎と新便器がアレコレ動きまわっている裏で暗躍してんのかなーとちょっと期待してたんですが…何にもしてなかったのかよお前はwwww
…あ、そっか。「バクマン」にゲスト出演してましたっけ!
中井…じゃなかった、美彦さんお疲れ様っす!!
それでも、次期当主への野望は相変わらず持ち合わせているようです。口では長兄・新便器を支えるみたいなことを口走っているんですが…。
美彦「まったく推薦状などと面倒なことを!
評議員たちが何故さっさと兄上に決めないのか、私には理解できません!」
美彦(教えよう、この美彦がいるからさ!)
相変わらずの自信過剰っぷり。しかし面と向かってそれを新便器達の前では言わない小者っぷりも見え隠れ。
それでこそ俺達のほっこり兄さんだZE!!
…とまあ、そんな腹黒い母子3人の禍々しいオーラに圧倒されたのか、完全に使用人はドン引きです。ババアに紅茶を入れるとき、ついうっかりババアの手に紅茶がかかってしまいました。といっても一滴だけなんですが。
清音「熱いわ…ふふ…そんなに急がなくてもよろしいのに…」
清音(さようなら 荷は送ってさしあげる
あなたの里は何処でしたかね…)
裏表激し過ぎ吹いたwwwww
そういえば前回も「さようなら、明日にでも里に帰しましょう!」とか言ってたなあ、このババア。どんだけ使用人を里に送れば気がすむんだwww
今後、ババアが登場するたびに女中の誰かが毎回里に帰されるってのが、恒例化しそうな勢いですね。
しっかしまあ、ちょっとでも失言したり、ワンミスしただけで、即効クビにされて翌日には里に帰されるとは、どんだけ過酷な職場なんだよ唐房家!
しかも新便器やほっこり兄さんの夜の相手までせにゃならないし…きっと物凄く給料いいんだろうなー。そうじゃなきゃこんなブラック企業、やってらんねえぜ!ってなモンです。
というわけで、「バクマン」の中井さんに変装して、ピザ食ったり、コピー機ぶっ壊したり、路上で似顔絵描きの商売やったり、酔っ払ってキャバクラの黒服にボコられたり、ヒョロヒョロした漫画家と戦ったりしてたスキに、すっかり次期当主争いに乗り遅れてしまったほっこり兄さん。満を持して、ついにここで動き出します。
早速評議員の一人である平賀男爵(鶴瓶師匠)の家に、日本に数台しかないロールスロイスで乗り込み、バラの花束を持って登場します。
美彦「平賀男爵!日本に数台のロールスロイスで美彦が参りましたぞ!」
「つかみはOK!」と言わんばかりのほっこり兄さんですが、鶴瓶師匠、明らかに引いてます。( ゚д゚)ポカーンとしてます。
そして必死に次期当主のアピールを始めるほっこり兄さんですが、鶴瓶師匠の口からは「漏れは順当に新便器を推薦するYO!」とハッキリ言われてしまいます。さあ、ここでどう出るほっこり兄さん?
美彦「早まってはなりませんぞ男爵…
実はこの美彦…とうとう本気を出したのです」
なん…だと…?
そういえば以前「良いのですか兄上、私が本気を出しても!」とか言ってましたっけ。
ついにほっこり兄さんの本気が見られるのか。胸が熱くなるなー。
で、鶴瓶師匠から「具体的には?」と尋ねられると…。
美彦「聞いて驚かれよ 全てに本気です
全てが劇的に変わったのです(キリッ)」
ちょwwww答えになってねえええええ!!
劇的に変わったってのは、ピザの食い過ぎでまた太ったって事ですか?わかりません!!
真意は分かりませんが、そんな真顔で「全てが劇的に変わったのです!(キリッ)」とか言われても!
もしかして数ページ前に鶴瓶師匠に何か説明とかしてるのかなあと、思わず読み直してみましたが、別にそんな事はなかったぜ!!
あまりのムチャクチャっぷりに(こいつ…もしや救いのないほどの…)と、鶴瓶師匠も唖然とせざるを得ません。
唐房美彦…この男、全てに於いて規格外過ぎるッッ!!
平賀「…美彦様がとうとう本気に?ならば日本は安泰ですなあ」
この鶴瓶師匠のセリフ、なんかもう、明らかに小馬鹿にした言い回しですが、馬鹿と鋏は使いよう。もしかしたらこのピザが何かの役に立つかもしれないと、鶴瓶師匠は、ほっこり兄さんにほんのちょびっとだけ興味を持った模様です。
おお!コレはまさかのミラクルが来てしまうのか!?wktk。
さて、その頃慎太郎がいたのは映画館の中。といっても映画を観に来たわけじゃなくって、先週のラストでコンタクトを取ってきた九鬼さんに会うのが目的です。
しばらくすると空席だった慎太郎の隣の席に、帽子を深々とかぶったコートの男が腰掛けてきました。
彼こそが5人の評議委員の一人、九鬼男爵。表向きは病気で療養中という事になってますが、これは仮病で、実際はワケ有って身を隠しているんだそうな。
そして慎太郎に「どっか安全に潜伏できる場所を提供してくれれば、推薦状書いてやるYO!」とまで言ってきます。
そこまでして潜伏が必要って、一体何をやらかしたんだコイツって感じですが、その理由をシンプルに説明してくれました。
九鬼「そう、私の存在は唐房家の禁忌…
私は…私こそが唐房新の実父なのです」
な、なんだってー!!なんという超展開!!
苗字が「霧崎」じゃ無いのかよというちょっと残念な気持ちは有りますが(汗)
しかし慎太郎が思わず大声を上げたもんだから、九鬼さんの存在に気付いた男2名が、九鬼さんを追いかけてきたので、慎太郎はほっこり兄さんからラーニングしたほっこりエルボーで2人を撃退。慎太郎は九鬼さんを連れて、逃げ回る羽目になっちまうのでした。
果たして慎太郎は九鬼さんをかくまって、推薦状をゲットすることが出来るのか…?というところで、次回へつづく。
しかしせっかく重要人物として登場した九鬼さんなのに、その前のほっこり兄さんやババア・鶴瓶師匠のインパクトが強すぎて、なんだかメチャクチャ存在感が薄いなあ。
コレは出てくるタイミングが悪すぎたとしか言い様が無いですねえ。(´・ω・) カワイソス。
そういえばせっかく出てきたんだから、九鬼さんになんかあだ名を付けてあげたいですねえ。やっぱり便器顔した新便器のお父さんなんだから、語尾には「便器」は外せないとして、さあどんなのが良いのやら…。
次回までには考えておかなきゃっ。