(20200920) 彼岸島 48日後… 第257話「寄生羽虫」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」がいるという国会議事堂へ向かう明さん一行。そこで遭遇した自衛隊と共闘し、国会議事堂地下につながる大穴へ潜入し、ついにボスである“蟲の王”の元へとたどり着く…!
明さんとともに蟲の王の体内へ侵入した勝っちゃんは、とうとう蟲の王の心臓部に到達し、サブマシンガンで心臓を破壊しようとしますが、あとちょっとのところでとんだ邪魔が…!!



ひいいいっ!突然壁から、キモい羽虫どもが湧いて出てきやがった!しかも大量に!!
(個人的にはこういうシチュ、超苦手だぁ…。)
あんなもんの侵入を体内に許したら醜悪な化け物になっちまうし、たとえすぐ引き抜けたとしても、連隊長みたいに一部が変異しちまう!
いたいけなショタを醜悪なバケモノに替えちまうなんて、そんなことが許されてたまるか…!



というわけで、サブマシンガンを乱射し、キモ羽虫どもに応戦する勝っちゃん。
勝っちゃんの射撃テクが良かったのか、あれだけいっぱいいたキモ羽虫たちも、何とかあと5匹まで減らせました。…って、何気にすげェ事してるぞこのクソガキ。
のび太もびっくりの射撃テクじゃねェか。もう今からでも自衛隊で活躍できそうだェ(′・ω・`)


ところが…。







なんてこった!!こんなところで弾切れ…!?


なんだよこのクソ銃!漫画の世界なんだから無限弾丸にしとけよ、ちくしょう!!(ゲーム脳


なんてこった。サブマシンガンの弾が切れちまったら、もう勝っちゃんには武器がねェ…!ただの丸腰の小4のクソガキにすぎねェ。
せめてあの時、蟲の王の鼻水でライフルが流されていなければ…!あるいは最初っから心臓の管だけを狙って弾丸を節約できていれば…!


もうこの危機を救えるのは明さんしかいねェ!!
お願いだよ明さん!!今すぐ勝っちゃんのところに駆け付けて、義手ソードでキモ羽虫どもを斬り刻んでおくれよう…!!



明さん「まだまだ出てきやがる ったくラチがあかねェよ
頼むぞ勝次!!さっさと虫の王の心臓を破壊してくれ!!
この戦いに決着(ケリ)をつけるんだ!!」


駄目だあーっ!明さんは目の前の人喰いバッタどもを片付けるので精いっぱいだあ…!まさかその勝っちゃんが大ピンチになってるなんて心配する余裕もねェ!!これじゃ助けなんて期待できねェ…!


しかしそんなことを言ってももう後の祭り、容赦無くクソ羽虫が勝っちゃんに襲い掛かる…!!
ああっ!勝っちゃんの左腕にちょっと虫が入ってきちまった!
すぐに引き抜いて踏みつぶしたけど、左腕がどんどん膨れ上がって…!!


どうでもいいですが、勝っちゃんがキモ羽虫を踏み潰す時のリアクションが「ふざけんなっ!!この野郎クソ虫め!!」と、連隊長の時と全く一緒なのはちょっと草生えた。


勝次「クソッ 嫌だよ!!変異するなんて嫌だよ!!
ちくしょうあと少しなのに (蟲の王の心臓の)管を二本切れば終わりなのに!!
ああああ痛い!!腕の骨が割れるよう…!!」



ああああああああああああああああああああああああああああ














ちくしょうなんでだよ松本の野郎…!勝っちゃんになんて事しやがるんだ…!
メインヒロイン(ユキ)が吸血鬼化して、その辺のモブにレイプされた後化け物になって、結局主人公(明さん)に介錯させた前例があるとはいえ、いくら先生ェでも、小4のショタを殺したり凄惨な目に遭わせたりはしねェだろうと思っていましたが…やりやがった!!マジかよあの野郎ッ やりやがったッ!!



もしかしたら、実は勝っちゃんの変異した左腕が、とんでもない攻撃力を持った兵器になっていて、このまま心臓とキモ羽虫をやっつける展開になっちゃうかもしれませんが、どっちにしろ問題はその後だよなぁ…。
ボスを倒したら、それまでやられた死人が生き返り、ケガも元通りに戻るなんて、そんなファンタジー漫画みてェな展開を先生ェがやるとは思えねぇし…。最悪勝っちゃん退場、良くても隻腕化は免れねェのか…?



まったく、せっかくの大型連休だってのに、こんな鬱展開にさせやがって…。つれェなあ…。