(20170719)キャプテン翼 ライジングサン 第58話 大戦終結

【今週の要約】


マドリッドオリンピック本大会予選グループもいよいよ佳境に入り、グループDではブラジルvsドイツという大会屈指の好カードが実現。
この試合引き分け以上でグループ1位が確定するブラジルは、上から目線で舐めプを決め込んでるのに対し、ドイツは序盤から本気モード。シュナイダーのハットトリックにより、3−0で前半を折り返す予想外の展開に。
後半は一転して本気になったブラジルが攻勢に転じ、あっという間に3−3の同点に追いつかれるも、左手を負傷しながらプレイ続行するミューラーのロングフィードからシュナイダーが、2人のDFのマークを受けながらも、執念のシュートでついに勝ち越し!
試合はロスタイムへ。1点を追うブラジルは、コーナーキックからの混戦でPKを獲得。これをリバウールさんが冷静に右に蹴りこみ、再び同点。
しかし試合を諦めていないシュナイダーは、キックオフと同時にファイナルファイヤーショットを放ち、ブラジルゴールに襲いかかる…が、リバウールさんが打ち返し、試合終了。ブラジルの1位通過が決まり、日本の次戦の相手はドイツに決まりました。
次の連載は10月予定だそうですよ。

…ついに決着。まあ前回まででほぼ大勢は決してましたからねえ。
あのファイナルファイヤーショットであっさり逆転させるぐらいだったら、前回ミューラーがPK止めさせたほうが、よっぽどスッキリする終わり方ですし…。
気になったのは、試合終了後、リバウールさんがシュナイダーのことを、ちょっと過剰なほどに称えまくってた点でしょうか。
このあたりには、YOO1先生が、何とかドイツの株を落とさないように…と配慮してるんだなあってのが伺えます。


これは、その後シュナイダーに「今日おれたちはブラジルを倒せなかった、しかし決して負けたわけじゃないんだ!!」などと言わせてる当たりにも感じられます。
でもなあ。前半舐めプしてたブラジルから、後半一気に4失点食らって追いつかれちゃったという事実は変わらないわけでして、やっぱり最初からある程度本気のブラジルを見せてた方が良かったのでは…という気がします。舐めプさせたばっかりに、なんかこう、消化不良といいますか、もやもや感が…。



ともあれ、これで決勝トーナメントに進出するチームが決まりました。
図にすると、こんな感じですね。

    ┌A-1 スペイン
  ┌┤
  |└B-2 メキシコ
┌┤
||┌C-1 日本
|└┤
|  └D-2 ドイツ
┤
|  ┌A-2 アメリカ
|┌┤
||└B-1 フランス
└┤
  |┌C-2 アルゼンチン
  └┤
    └D-1 ブラジル


というわけで、アメリカを除くと、大体3年ちょっと前に予想したとおりのチームが、勝ちあがりましたねえ。
とりあえずYOO1先生が、ワールドユース編にも顔だけは出てた、アメリカ代表のバンダナくん(名前不明)をちゃんと覚えていた!という事実に、ちょっとビックリしました(′・ω・`)



日本の次戦の相手はドイツに決定。
こうなるとやっぱり気になるのはミューラーの負傷具合。どうせならミューラーにも万全の状態で迎えてもらいたいってのが心情ですが、今回のブラジル戦から次の日本戦まで、どれぐらいの猶予期間があるか分かりませんが(五輪の日程的に3〜4日後程度かなあ…?)、そんな簡単に縫合できるんですかねえ…?


テストマッチのメキシコ戦後、過労でダウンした翼も入ってたカプセルみたいなのにミューラーも入って、短期間で傷が完治!
…という、まるでドラゴンボールのメディカルマシーン的な展開にでもなれば、別なんでしょうけどねえ(汗)


まあどっちにせよ、ブラジル戦で退場しちゃったハルドビッヒくんは、次の日本戦には出られませんから、ハルドビッヒくんのマドリッド五輪は、もう終わったも同然なんでしょうけどねえ。悲しいなあ…。