(20170731) 彼岸島 48日後… 第128話「東京の壁」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに亡者となった勝っちゃんの母親(吉川さん)を案内役にして、鮫島様の弟・精ニが捕まっているという金剛様のアジト明治屋ホテル」にて、ついに金剛様を倒すことに成功。
 母ちゃんとの悲しい別れの後、とうとう精二を救出しましたが、コイツがまたホッケーマスクを付けたカタカナ口調で、女とヤラセロと連呼する、兄貴以上にとんでもないヤツでした。精二にやる気を出させるために、女とセックルをさせて、ついに東京へ向かう…!



さて今週も、みんなで仲良く?東京へ向かう明さんご一行。すると突然精二の野郎が奇声を上げて走り出し、何かに怯えるように身体を丸めだしやがった!
おいおい、いきなり何があったんだと思ってたら…大きな足音が。そして…エテ公キター!!


ああー。そういえばいましたねこんなヤツ。てっきり金剛様との戦いで乱入でもするのかと思ってたのに、結局現れなかったからすっかり忘れてたェ。
でも以前とは違い、今の明さんパーティは女っ気の全くない、野郎ばっかり。
気配を消して隠れていれば、エテ公に気付かれないはずだ…。



そして本当にやり過ごしやがった!!
以前の彼岸島だったら、ここで絶対にエテ公と戦わせて、2か月ぐらい引き延ばしてたんじゃねェかと思うんですが、無駄な争いで引き延ばしされたら読者としてはたまったモンじゃないですからね。
この辺は PUBG先生ェの優しさに違いねェ!!
あるいは、最近のカイジが無駄に引き延ばし展開に入ってるんで、先生ェが自重してるだけかもしれませんけど。


その後も、みんなで仲良く睡眠取ってる中、写真に写ったマサの姿を見たせいで「今から昂ぶりが鎮まらんのだ!!」状態の明さんとか、道路のど真ん中で、みんなで仲良くポテチをバリバリ食ったり「お前らまるで遠足じゃねェか!!」とツッコミを入れたくなったりするシーンを挟みつつ…ついに東京へと通じる巨大な壁に到着!!


さあ果たして、どうやってこの巨大な壁を突破するのか。まったく予想がつかないなあ。
こんな時、西山の野郎が生きてれば、巨大丸太兵器をこしらえて、こんな壁なんぞ一瞬で蹴散らしたんだろうけどなあ…。つれェなあ…。


そして待ち受けているであろう雅の野郎は、いったい何をしているのやら。
案外、国分寺あたりで焼肉屋でもやっているかもしれねェから、ちくしょう!!






それにしても、焼肉屋「ミヤビ」の前で車にはねられ負傷した大槻班長に、黒服の「宮本」が心配して駆けつけるとか、これは完全に彼岸島リスペクトですね…。