(20170502)キャプテン翼 ライジングサン 第53話 ブラジル黄金トリオ

【今週の要約】


マドリッドオリンピック本大会予選グループもいよいよ佳境に入り、グループDではブラジルvsドイツという大会屈指の好カードが実現。
この試合引き分け以上でグループ1位が確定するブラジルは、上から目線で舐めプを決め込んでるのに対し、ドイツは序盤から本気モード。シュナイダーのハットトリックにより、3−0で前半を折り返す予想外の展開に。
後半は一転して本気になったブラジルが攻勢に転じ、あっという間に3−3の同点に追いつかれるも、左手を負傷しながらプレイ続行するミューラーのロングフィードからシュナイダーが、2人のDFのマークを受けながらも、執念のシュートでついに勝ち越し!
逃げ切りを図るドイツは守備のスペシャリストシュミット兄弟を投入しサンターナ・ナトゥレーザを徹底マークして押さえ込むも、一瞬のスキをついて、リバウールさんのバックパスから必殺シュート「フルメタルファントム」を発動!しかしカルツとタイガーボランが体を張った決死の守備を見せ、得点を許さない。
残り時間5分。交代枠を全て使って打つ手なしのブラジルだが、ここでペペとレオのシルバーコンビが動き出す…?


フルメタルファントム、そしてそのこぼれ球をボレーに行こうとするリバウールさんを、カルツとタイガーボランが、ことごとくブロックするシーンは、かっこよかったなあ。
こういうDFがことごとくシュートブロックするシーンは、日本戦だとあんまり見られないので、ある意味新鮮っちゃあ新鮮です。
それにしても、シュナイダーがカルツを助け起こして檄を飛ばすシーンといい、まるでドイツが主人公チームみたいな描かれ方だあ…。


そんでもってカルツは、この試合だけで強烈なシュートを2度もどてっぱらに受けているんですが、内臓とか大丈夫なんですかね。
フルメタルファントムなんて、ミューラーの左腕を破壊するほどの威力なのに。そんなものをどてっぱらに食らったら…。
まあ、それを言ったらいつも顔面でブロックしてるサルザキも大概なのですが。



そうこうしてるうちに、残り時間は5分。
前半あれだけ余裕ぶっこいて舐めプしておいて、今じゃすっかりお通夜状態になってるブラジルベンチを見ていると「あれ?ジョアン監督って、実は無能じゃね?」って見えてきちゃいますが、そんな中レオとペペが「ブラジル3大エースが止められた今、残っているコマはおれたちシルバーコンビ」などと、なにやら動きを見せようとしているぞ…?



シルバーコンビというと、無印キャプテン翼の南葛中vs比良戸戦において、翼が精彩を欠くなか、滝と来生「俺たちだって銀くらいの輝きは持っているつもりだぜ」とコンビプレイを見せ、2人で決勝点を奪ってましたっけ。なんかアレを思い出しますな。
元祖シルバーコンビの滝と来生は、日本代表のインフレについていけず、今ではすっかりヤムチャや餃子みたいな扱いですけど、この場面でレオとペペが決勝点を奪ったりするんでしょうかね?


でも、これで仮にペペが決勝点奪ったら、この試合でのブラジル全4ゴール中2点がペペの得点になるわけで(しかもミューラー相手に)、サンターナと納豆を差し置いて、ペペがブラジルのエースストライカーみたく見えちゃうんスけど、いいんスかねこれで(困惑)