(20170123) 彼岸島 48日後… 第104話「箱根湯本駅」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに亡者となった勝っちゃんの母親(吉川さん)を案内役にして、鮫島様の弟・精ニが捕まっているという金剛様のアジト明治屋ホテル」へと向かいます。
途中の関所で彼岸島からやってきた吸血鬼を尋問したら金剛様は、自らの身体を彫刻刀で金剛力士像の形に彫り上げたアマルガムで、吸血鬼や邪鬼を喰ってパワーアップする、クッソやべェ奴である事が明らかになりましたが、それでもみんなひるむことなく、打倒金剛様へと決意をあらたにするのでした。



さあいよいよ、金剛様のいる明治屋ホテルが目前に迫ってきました。しかしホテルに通じる橋には、吸血鬼どもが守りを固めていやがった!
しかも弓部隊まで用意していやがるから、下手に近づいたら、矢の集中砲火を浴びちまう…!ちくしょうどうしたら…。


ここで明さんは、火炎ビン作戦を考案し、鮫島様と勝っちゃんにガソリンと空き瓶を、ネズミに人数分のサングラスを用意するよう命令します。


しかし、火炎ビンはともかく、なぜサングラス…?
火炎ビンの炎で目をやられるのを防ぐためなのか、某大物youtuberリスペクトなのか、、単に先生ェが気分転換に明さんたちをイメチェンさせたかったのか…ひいいい、わけがわからねェ!!



そして、火炎ビンとサングラスを用意してきた明さん一行。


ネズミの野郎は相変わらずおびえまくっていますが、それでもなんだかんだ言って、ちゃんと人数分のサングラスを用意したのだから、アイツ何気に有能ですね…。
そもそも、火炎ビンが作れるガソリンとかサングラスが都合よく…というツッコミも聞こえてきそうですが、彼岸島に、丸太や刀が自生していたように、今の日本本土には、ガソリンやサングラスが自生しているんでしょう。



そしてさっそくサングラスを装着。
サングラスをかけた勝っちゃんが、なんちゃってちびっ子ラッパーにしか見えねェよ!とか、母ちゃんにもご丁寧にサングサスが用意されているのかよ!というツッコミもしたくなりますが
個人的には…。サングラスをかけた鮫島様が、どう見ても、シティーハンターの海坊主じゃねぇかwww





こんなもん見せられたら、思わず「Get Wild」でも口ずさみたくなっちまうから、ちくしょう!



こうして火炎ビンを投げて吸血鬼どもの目をくらましつつ、橋の上吸血鬼どもを斬りつけながら、暗闇を走り抜け、チープなスリルに身をまかせていたら…。出たよ!量産型邪鬼が!!
金剛様もアレなんですかね。量産型邪鬼は食い飽きてるから、食べずに護衛させてるんですかね。これ。


やっぱり簡単に金剛様とはエンカウントしそうにないですが、次週へ続くェ。



あと個人的には、今週のヤンマガに、新人漫画家の質問に、マツモティーヌ先生ェが答えるというコーナーがあって
せっかく新人漫画家がまじめに質問してて、せっかく先生ェがまじめに回答してるのに、編集部が全部上から丸太ネタをおっかぶせているせいで、完全にギャグにしか見えねェから、ちくしょう!!