(20170118)キャプテン翼 ライジングサン 第46話 ブラジルの伏兵

【今週の要約】


マドリッドオリンピック本大会予選グループもいよいよ佳境に入り、グループDではブラジルvsドイツという大会屈指の好カードが実現。
この試合引き分け以上でグループ1位が確定するブラジルは、サンターナ・ナトゥレーザ・リバウールさんの3人をベンチスタートさせる余裕を見せ、さらに上から目線で舐めプを決め込んでるのに対し、ワールドユース編でブラジル相手に0−5と大敗したリベンジを誓うドイツは序盤から本気モード。シュナイダーのハットトリックにより、3−0で前半を折り返す予想外の展開に。
後半は一転して本気になったブラジルが攻勢に転じる。ドイツゴールには“鋼鉄の巨人”デューター・ミューラーが立ちはだかるも、波状攻撃の末、サンターナのローリングオーバーヘッドのこぼれ玉をペペが押し込んで、ついにブラジルが1点を返したのだった。


今週は、本誌に載ってる分だけを読むならば、特に不満点はないんですよ。
ミューラーの点の取られ方についても、強さは見せ付けてはいますから、まあ納得はいくのですよ。
問題は…今回のお話に出てきた、ぺぺのゴールシーンのネーム部分が、タウンワークの「激レアバイト」企画内で、バッチリ写ってたって事。



この企画が記事になったのが、大体ちょうど1ヶ月前。
つまり去年の時点で、1ヶ月先の展開が、盛大にネタバレされてしまっていたのです!


いやあ、いくらなんでもこれはイカンでしょ。
しかも、当たり障りのないシーンのネーム部分を載せるならともかく、よりにもよって、なんでわざわざ、得点シーンのネーム部分を流出させてしまうのか、本当に理解に苦しむ。
タウンワークの関係者及び、GJ編集部の失態といってもいいと思いますよ、これ…。 


このネタバレのせいで、前回ブラジルの猛攻をミューラーが防いでるシーンが出てきても
「でも、どうせこの後失点するんでしょ、ミューラー」という冷めた見方をした人も、きっといると思うんです。
結果の分かっているスポーツ番組を見ても、あなたは100パーセント楽しめますかって話ですよ。ほんとにねえ。



今回は、ほんとうに上記の点“だけ”が残念でなりませんが、それ以外はおおむね良い内容だったように思います。
こぼれ玉を押し込んだペペもそうですが、トップ下としてドイツDF陣を翻弄するレオとか、ロベカロさんの至近距離シュートとか、脇役キャラにも見せ場が与えられているのが良いですね。
その分シェスターがヘタレ化してたけど。



でまあ、最後にはいよいよリバウールさんが投入されたぜってところで、今回はおしまい。
やっぱアレですかね。楊枝を吐き捨てたカルツあたりが、リバウールさんに挑んで、返り討ちに遭ったりするんですかねえ…。