(20150831) 彼岸島 48日後… 第46話「躊躇」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



さあ、ついにマサの野郎が潜んでいるかも知れねェ、通天閣の展望台に潜入する事に成功した明さん。
ところが最上階にふんぞり返っていたのは、雅ではなく、吸血鬼になったかつての親友。文具屋の息子にして、様々な丸太兵器を開発してきた、人間軍の司令塔にして、豚汁を仲間に振舞い士気を向上させることも忘れない、豚汁アルケミストの…西山…!西山じゃねェか…!!
おまけに西山が従えてる邪鬼の正体が、ひょっとしたらユキかもしれねェとなって、慟哭する明さんですが…ついに覚悟を決めたっぽいぞ?



今週も、つかまりフックアクションが凄ェ!明さん。今週は壁につかまるだけではなく、西山の身体にフックを引っ掛けて、引き寄せるという高等戦術まで披露しやがった!
完全にテラリアン*1を超えるつかまりフックさばきだから、ちくしょう!


しかし明さん、吸血鬼と化した西山には攻撃はするものの、邪鬼と化したユキ(と思われるもの)には攻撃を加えない…。
やっぱり大好きなユキに手を出す事には躊躇いがあるのか…。
しかし、ラストには、そんな邪鬼の手を容赦なく斬り、非情になったのを見せつける“だけ”の回。


うん。上記の文章から察しの通り、あんまり今週も進んでいないんだ。悔しいだろうが仕方ないんだ。
まあ、カイジに比べればマシなペースだと思いますが(汗)



個人的には、西山が明さんの太刀筋をナチュラルによけてる所がポイント高かったェ。
やっぱ吸血鬼になると身体能力上がるんスね。



もっとも、吸血鬼になった西山は、邪鬼を操るばっかりで、人間のころみたいな、知性ある戦い方をしてないのがちょっと気がかりではあるんですけどねえ。
開発した武器を扱うとか、地雷を埋め込んであるとか、そういった知略バトルを見せて欲しいェ!





*1:「テラリア」中毒者に与えられる愛称。