(20150914) 彼岸島 48日後… 第48話「つぼみ」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



さあ、ついにマサの野郎が潜んでいるかも知れねェ、通天閣の展望台に潜入する事に成功した明さん。
ところが最上階にふんぞり返っていたのは、雅ではなく、吸血鬼になったかつての親友。文具屋の息子にして、様々な丸太兵器を開発してきた、人間軍の司令塔にして、豚汁を仲間に振舞い士気を向上させることも忘れない、豚汁アルケミストの…西山…!西山じゃねェか…!!
おまけに西山が従えてる邪鬼の正体が、ひょっとしたらユキかもしれねェとなって、慟哭する明さんですが…ついに覚悟を決め、邪鬼にも攻撃を開始!



「殴(や)れ!刺(や)れ!犯(や)れ!殺(や)れ!壊(や)っちまえーーーー!!!」と言わんばかりに、邪鬼化したユキ?の頭部に、情け容赦なく義手ソードで斬り付けまくる明さん!
返り血?そんなものは見えやしねー!!


そして最期は、豪快に邪鬼の首を一刀両断!!破壊(デストローイ)ーーーーーー!!!!


ところが首の切断面から、突然つぼみみてェなのがモコモコっと生えてきて…。あ…頭が再生したー!!
まったく、再生能力付きとか、どこのピッコロさんだよ、ちくしょう!!
あと、前の顔と微妙にツラが違ってるってのは、アンパンマンのアンチテーゼか何かなんスかね、しゃぶしゃぶ温野菜先生ェ…。


「そんな……ウソ…」と絶望する明さんをよそに、西山は「残念でしたー!コイツは首チョンパしても、いくらでも頭が生えで来ちゃうよーん」などと余裕ぶっこいてヘラヘラ笑ってますが…。


こんなセリフが西山の口から飛び出すって事は…以前にも首が飛んだことがあるって事ですよね?


なんかそう考えると、この邪鬼、実はあんまり強くないんじゃね?って気がしてきました。
元がユキっぽいから、明さんが精神的に負担に感じてるだけで。
それともアレですかね?時間が経つと、古い頭がポロッと落ちて、生え変わるんですかねえ?セミの抜け殻みたいな。なんか凄く嫌ァァ!



でまあ、最後は2度と再生できそうにない部分を斬ればいいんじゃね?ってことで、変態前の部分が残ってる、ユキ?の姿が残ってる、背中の部分を斬る事を決意する明さんですが…。


はい。相変わらずあんまり進んでないです。
強いて言えば西山が「何をユキを見てんだ!!」って、微妙におかしな日本語を使ってたり、明さんが(ユキを…斬る!!)って2回も言ってたところがちょっと吹いた。
やめんか!大事な事だから2回言っただけなんじゃ!!