(20150323) 彼岸島 48日後… 第二十八話「生け捕り」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



マサの野郎をぶっ殺すため、東京へ向かう明さん。途中で新田豪(GO)翔きゅんの親子連れと、ショタのションベンまみれで握手してくるヨネさんを仲間に加え、4人パーティーになりました。


途中、東京へつながる高速道路で、トンネル部分が木で塞がれ、要塞状態にしてる人間の集団に遭遇。
リーダーの岩田(首絞めセックルが大好きなゲス男)「俺達は毎週吸血鬼に1人生贄を差し出して生き延びているので、吸血鬼どもをブチ殺して下さい救世主様ァ!」と明さんに懇願しますが…あっさりと拒否。仕方なく今回も生贄として幸恵(ビッチ)を差し出そうとするのですが、現れた吸血鬼の話を盗み聞きしてるうちに、マサの野郎が一緒に居るかも知れないと感じた明さんは、急に気が変わって、吸血鬼達をブチ殺す事に。仲間のGOやヨネさん、さらにはゲス岩田率いる人間達も一緒になって吸血鬼達と戦うのでした。


●反逆からの一転攻勢!で、吸血鬼達は退散しました。しかしこれで満足しない明さんは、やつらの本拠地をブッ叩くつもりだェ!
「今すぐ奴らの成敗に向かう!!一緒に戦える者は武器を持ってついて来い!!」と叫ぶ明さんの表情が生き生きとしてやがる…。
きっと彼岸島時代の人間軍を懐かしんでいるんだろうなあ。心のどっかでは。



●ついさっきまで「クサレチ●コ」だの「貴様らにされた事は私が忘れたって、下の口が覚えてんだよ!!」などと大衆の前で絶叫するようなビッチに、いたいけな子供を預けるとか、全く明さんはどうかしてるぜ!
まあ、幸恵がまんざらじゃなさそうなのがアレですが。


それにしても「貴様らにされた事は私が忘れたって、下の口が覚えてんだよ!!」って、まるで「遠山の金さん」っぽくて、なんだかカッコいいぞ。言ってる事はお下品極まりねェけどな!


●というわけで、明さん達は本拠地に乗り込む事になったんですが、アジトの場所をゲス岩田が知ってるみたいなので、せっかく生け捕りで捕らえた吸血鬼はもう用済み。あっさりぶった斬ってしまいます。
それにしても、明さんに装着された、隊長のお手製義手ソードが、相変わらずめちゃくちゃな切れ味で吹いた。
完全に斬鉄剣張りの切れ味じゃねえかwww


ところで、twitterの隊長アカウントが、1ヵ月半近く何にもつぶやいてないんですけど、隊長成仏しちゃったのかェ?
まあ、もうすぐ単行本2巻が発売されるようなので、その頃になったらひょっこりつぶやきを再開しそうではありますが。



●アジトにもしかしたらマサの野郎が居るかもしれねェ…。闘志をつのらせる明さん。
しっかし、どうして明さんの回想の中で、マサは全裸なのか。
全裸マサを背景に「殺す!必ず貴様を殺す!」と明さんが力説してますが 傍から見るとホモの痴情のもつれにしか見えないんだ。悔しいだろうが仕方無いんだ。



●気になるのは、リーダーの岩田が、吸血鬼どもの居所を知ってるという点。 まあリーダーだから知ってるのも分からんでもないけど、でもアイツ、ゲスいからなあ。 土壇場で命惜しさに明さん達を裏切りそう…。