(20150615) 彼岸島 48日後… 第37話「友達」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



●ちくしょう!多くの仲間の血を犠牲にしつつも、ついにマサの野郎が居るかも知れねェという、アジト(通天閣)に到着したゼ!
その通天閣の展望台には…ちくしょう、マサの野郎がすっげー楽しそうなツラして外を眺めてやがる!!


このマサ、ほんとに通天閣に居るのか、明さんのイメージ映像なのか、それとも人形やニセモノの類なのか…はイマイチ不明ですが、どっちにしろこのラスボス、メチャクチャ嬉しそうっていうか、いかにも「オレ様、今大阪観光を満喫しているぜ、イエーイ!」というふうにしか見えないから、ちくしょう!


まあある意味、今週一番の注目シーンは、このマサの嬉しそうなところですよね(′・ω・`)



●ビッチ幸恵から「心を許せる人とかいるのかい?」と言われ、かつての幼馴染を思い出す明さん。


まあ、ケンちゃんとポンは彼岸島で死んじまったからともかくとして…。
西山・ユキ・ウンコマン加藤の3人は、今頃何やってるんでしょうかねえ。本当に。
ここで唐突に彼らを思い出すシーンが出てきたって事は、近々彼らの再登場もあるんスかねえ?



とはいえ、仲間だったヨネさんもGOも死んだので、今は一人ぼっちな明さんなんですが、ここで翔きゅんが「僕が友達になってあげるよ」と、明さんの手を握りシーンは、普通に感動すると思った(′・ω・`)
というか、なんでここで、ゲス岩田とビッチ幸恵がメチャクチャ驚いてるのか、イマイチよく分からないんですが。
心温まるシーンではあるけど、そこまでビックリするようなシーンじゃないだろうに、ねえ。



どっちにしろ、これで明さんが翔きゅんを連れて旅をする、ルーニン展開フラグが、現実味を帯びてきましたね。
猿先生も草葉の陰で、喜んでいる事でしょう(′・ω・`)



●夜を待つため、近くの空き店内でダベってたら、突然邪鬼の物音がしたので、みんなで気配を殺すシーン。
ここも普通なら、緊迫感のある、怖いシーンにできるはずなんですけど
いかんせん、緊張感のない効果音のせいで、単なるギャグシーンにしか見えないのが、彼岸島クオリティ。


特に「にゅっ」「スポッ」「シーン」の擬音は、緊張感のカケラも感じられねェから、ちくしょう!!



●…結局、最後はたった1人で道頓堀のアジトへ乗り込むことにした明さん。
闇夜をバックに、明かりを照らす通天閣を目の前に対峙する明さんの後ろ姿…っていうのが、いかにも「忍者龍剣伝」のデモシーンみたいで、ちょっとカッコいいェ!


明さんが手に持ってるフック付きロープの長さが、ちょっと中途半端なのが気になるんスけど、あれで通天閣の窓をブチ破って、侵入するつもりなのかェ?



まあ本当に通天閣にマサのヤツがいたとしても、対峙するまでに1年ぐらいかかりそう。
少なくとも、今週出てきた邪鬼を倒すのに、1ヶ月ぐらいかかりそう。