(20241202) 彼岸島 48日後… 第426話「三姉妹」 

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!

【今回の要約】

「宮本篤」と名乗る雅の息子のひとりが居る、日本橋の大賭博場「竹馬街」へ到着した明さん一行。
3本目の鍵をgetし、全壊した明さんも合流して、プリンセス様から兄貴の情報を聞き出すことに。
プリンセス様は人間だった頃の悲しき過去話を語りだす。長女が殺され、吸血鬼化したあとも身体を売る地獄のような日々…。
追い詰められた極限状態の中で末妹がたどり着いたのは、東都ドームで開催される、強くなりたい吸血鬼をアマルガム化させるイベントだった…。









唐突に始まった、プリンセス様の悲しき過去…。


しかしまあ、女性キャラの悲しき過去話は軒並みレ〇プだの売春だの、ひでぇ話ばっかりだ…。
法も秩序もねえ世界だから、ちくしょう…。


そんな悲しい話をしてるというのに、雅様の名前が出てくるまで、プリンセス様の話に一切リアクションしない明さん。
「俺はてめェの身の上話なんざ1ミクロンも興味ねェんだよクソが!」という態度が露骨すぎィ!

まあでも、一時期の明さんは「吸血鬼は全員頃す(キリッ)」と言ってましたからね。
アマルガムの話を黙って聞いてるだけでも、ずいぶん丸くなったなあという気はします。
プリンセス様から出されたアッサムティーも、明さん普通に飲んでるし(´・ω・`)



さあそして最後に語られたのが「お前ら弱者も一発逆転してアマルガムにならないかー!!」というドームイベントの話。
法も秩序もないヒャッハーな世界に満足してる吸血鬼どもは用のないイベントだろうから、これは弱者救済と戦力強化を兼ねた、雅様のおたわむれイベントなのでしょう。
きっと雅様の野郎は、特等席でワインでもたしなみながら、弱者がアマルガムの拒否反応に苦しみながら、賢明に生きようとする様を肴にして、楽しんでいやがるのでしょう。まったくなんてラスボスだ…!


まあ、ここで色々あったんでしょうなあ。明さんも雅様の名前を出したら急に食いついてきたし。全くこっちはこっちで現金だぜ(´・ω・`)