「インド版 巨人の星」ともいわれている「スーラジ ザ・ライジングスター」。
「巨人の星」を原案としてインド向けに制作された、クリケットスポ根アニメになっています。
現在このアニメが「ニコニコ動画」で無料配信されています。
2013年9月5日に、第22話から第26話(最終回)までが公開されました。
古き良きアニメの良さや「巨人の星」にもあったエピソードがちりばめられていたりしつつ、つっこみどころ満載なところが、とても面白いと思います!
なお、第1話から第11話までの感想は、こちらからどうぞ。
第12話〜第16話までは、こちら。
スーラジ ザ・ライジングスター(インド版巨人の星)第22話「真昼の殴打事件」まとめ
●インディアンジョーク
●これは酷いネタバレ(いつも通り)
●イチローさんマジぐう聖
●負けたのに煽りに来るヴィクラムは人間の屑
●スーラジとヴィクラムの格闘シーンが超次元
試合に勝って勝負に負けた…という試合描写より、試合後の方がツッコミどころ満載な回。
スーラジとヴィクラムの格闘シーンが最大の見所ですかね。なんか動きがとんでもない事になってるので、これは必見。
あと、イチローがスーラジとヴィクラムの喧嘩を止めようとしてる描写が何気にいい味出してますね。
イチローは原作巨人の星だと速水譲次に当たるキャラ。速水はかなり嫌なヤツとして描かれ、飛雄馬との仲も悪かったんですが、スーラジのイチローは、悩むスーラジを気にかけたり、スーラジの特訓に協力してあげたり(第25話)と、本当にぐう聖。
まあその分割りを食って、ヴィクラムとラージが屑化してますが(′・ω・`)
スーラジ ザ・ライジングスター(インド版巨人の星)第23話「致命的な欠点」まとめ
●インドではTV観戦も命がけ
●解説者から名指しで戦犯扱いされるスーラジ
●親父「自分で欠点に気付いて欲しかった」→結局ライバルから指摘されました
●酷いネタバレに見せかけた夢オチ
●まさかのサブタイ被り
久々登場のラージ大活躍。…まあ、ぶっちゃけコイツの出番はこれが最後なんですけどね(汗)
強くなるために失踪を決意するスーラジが、思い出の地を訪れるたびに、回想シーンに入る演出は、なかなかこうグッと来るものがありますね。
スーラジ ザ・ライジングスター(インド版巨人の星)第24話「クリケットと野獣」まとめ
●スーラジ修行編
●川ベリは野獣(意味深)が来る危険がある
●マッチョ導師
●スーラジ豆腐メンタル過ぎィ!
●「メンタルを鍛えるぞ!」→「レベルを上げて物理で殴ればいい」
●ショタを笑顔で追いかけるスーラジ
●3パート目超展開過ぎィ!
間違いなく神回。
タイトルからしてホモホモしい回な上に、細かいところでもツッコミ要素満載で、最初に見たときは腹筋が痛くなりました。
スーラジの欠点は原作の飛雄馬同様「球質が軽かった」のが原因だったのですが、スーラジの場合は球質の軽さより、メンタルの弱さの方が問題な気がするんだよなぁ…。どう見ても。
あと、質素なものしか食ってなさそうな導師が、何故あんなにいいガタイをしているのか、これが分からない。
スーラジ ザ・ライジングスター(インド版巨人の星)第25話「魔球“アグニボール”」まとめ
●虎を追い払うスーラジの投球が完全にテニヌ
●優先順位:ミーラ>ホモ>>(超えられない壁)>>>マーヤ
●やっぱりイチローはぐう聖
●やっぱりパップーはドM
●スーラジをストーカーするヴィクラムは人間の屑
●アグニボール
ようやくスーラジが帰還。そういえば息子が失踪した時に親父は「どうせそのうち帰ってくる」とツンツンしてたのに、その後熱出したり食欲無かったりで、明らかに気にしてたりと、凄まじいツンデレっぷりを見せていましたっけ。これで親父もひと安心やね!
あとこのアニメ、結構前のシーンで使ってた動きを使い回してるケースが多いですね。今回のお話だと、スーラジとイチローの実戦描写は、スーラジとヴィクラムの喧嘩シーンの動きでしたし、パップーがスーラジの球を見るシーンでは「アッー!」のシーンの使い回しでしたし。
まあ、パップーはドMだからね。仕方ないね。
スーラジ ザ・ライジングスター(インド版巨人の星)第26話「われらが“希望の星”」まとめ
●コーチ「アグニボールと呼ぼう」名付け親のクソガキ涙目
●最終回なのでこれ迄のキャラほぼ総出演
●カンチャン理事長喜び過ぎィ!
●「俺達の戦いはこれからだ!」END
ついに最終回。ほとんどのキャラが観戦に駆けつけたりしてます。
難癖つけてスーラジを退学させ、あんなにクリケットを毛嫌いしてたカンチャン理事長が、スーラジの活躍に対して、メチャクチャはしゃいでいたのには苦笑いしましたが(′・ω・`)
最後のシーンで第1話と微妙にリンクしてるのが良いですね。
…というわけで、アニメ「スーラジ ザ・ライジングスター」を最終回まで見終わったわけですが…いやー、突っ込みどころ満載だけど、古き良き熱さがあって、実にいいアニメだった!と思いますよ! 思ってた以上に原作「巨人の星」に忠実でしたしね。
インドでは視聴率0.7%(インドはチャンネル数が多いからこれでも高い視聴率)とそこそこ結果も残し、第2期制作の動きもあるみたい。
(原作「巨人の星」みたいに、ヴィクラムと姉ちゃんがくっついたりはしなかったし、親父の過去で引っ張ったりは出来そう。オズマポジションのキャラもいないし)
個人的にはスーラジの「1人クリスマス」回 とか見たいんですが…。
…まあ、スーラジは飛雄馬と違ってリア充だから、クリスマス回をやったとしても、ぼっちにはならなそう。
少なくとも、スラム街の連中&ミーラ、マーヤ、パップー辺りは確実に来てくれるだろうし。
親父も一徹ほどは厳しくない(いい人)から、姉ちゃんと一緒に笑顔で祝ってくれるに違いない(汗)
…まあ、逆にヴィクラムとかは屑だから、招待状とか送んなそうだけど(′・ω・`)