mixiアプリ「キャバウォーズ☆恋してセレブ」のプレイ日記です。
ついに今回が最終回です。
【これまでのあらすじ】
ついに聖也さんはホストNO.1 グランプリ決勝の舞台へ!!聖也さんはヤマトさんに勝利し、ついにクソ親父と対面する事に!!果たして2人の邂逅は何をもたらすのか…!?
…あと、健太郎はいつの間にかバイトをクビになりました。自業自得だとは言え(´・ω・) カワイソス
ヤマトさんと麗が去った会場には、ホストNO.1 グランプリ優勝を果たした聖也さんと、キャバ嬢NO.1 グランプリ優勝を果たした「茉莉沙(まりさ)」という名前の女の子の2人が残りました。
キャバ嬢NO.1 グランプリの決勝で麗に勝利し、クソ親父と夜の女王「ALISA」が現れた時に、聖也さんと同じように、警備員の男と揉めていた女の子です。
ああ、この子はキャバ嬢編の主人公かー。デフォだと茉莉沙(まりさ)って名前になるのか。キャバ嬢はパワーだぜ!ですね。わかります。
キャバ嬢編だとホスト側の主人公のデフォ名がなんなのか、凄ェ気になりますが(′・ω・`)
とりあえず今までまったく会話らしい会話をしてなかったので、聖也さんは彼女に声をかけます。
聖也さん「君、凄いね。憂さんや麗さんに勝っちゃうなんて」
茉莉沙「君も凄いよ。ヤマトさんと雅夜さんに勝ってるんだもん」
聖也さん「あれ?そう言えばヤマトさんや雅夜の事知ってるの?」
茉莉沙「うん。二人には凄いお世話になってきたんだ。
貴方も麗さんと憂さんの事知ってるんだね」
聖也さん「ははっ、俺も二人にはいろいろ世話になったんだよね」
主人公同士がここで会話してるとか、かなり新鮮ですねえ。
多分キャバ嬢編だと、デフォ名の聖也さんもこうして出て来るんだろうなあ。胸が熱くなりますな。
というわけで、茉莉沙と色々お互いのことを話しこむ聖也さん。どうやら、茉莉沙も聖也さんと同じように地方でキャバ嬢になり、歌舞伎町や大阪で腕を磨いてきたそうです。まあ、キャバ嬢ルートの主人公なんだから当然っちゃあ当然か。オーナーも同じ蘭さんみたいだし。
そして、夜の王・龍建が自分の父親であることを明かす聖也さん。すると…。
茉莉沙「…私もね。実を言うとALISAの娘なの。理由もあなたに近いかな
あいつ、勝手に家出て行きやがって、父親もいないから一人になっちゃったの
それで久しぶりに顔見たらイライラしちゃったよ」
しかも、置かれた境遇といい、聖也さんとよく似たギフトを出したりといい、何から何まで自分にソックリ。
…おいおいこれって、実は二人が兄妹フラグとか、そんなんじゃね?
姉弟、あるいは双子かも知れんけど(′・ω・`)
すると司会者の男が現れ、表彰式が始まりました。そしてVIPルームから、夜の王であるクソ親父と、ALISA、2人の人影が…!!
龍建「そんなものは必要ない」
ALISA「そうね。ここにいる私達にはこれからが本番なんですから」
ちょwwwwお前らいきなり全否定すんなwwww
司会者の人の顔ぐらい立ててやれYO!!
久しぶりに父親と再会した聖也さん。早速クソ親父に声をかけますが、聖也さんを一瞥すると「……その程度か」とポツリ。
「おい!?どういう意味だ(゚Д゚)ゴルァ!」とわめく聖也さんですが、クソ親父はガン無視。そして司会者に強烈なガンを飛ばして、無理やり表彰式を省略させやがりました。なんてはた迷惑なヤツだwww
というわけで、表彰式をすっ飛ばして、いきなりクソ親父と戦う展開になっちゃいました。対戦日は明日。夜の王達との舞台はエデン内の特別ブースで繰り広げられるようです。
そしてクソ親父とALISAはエデンから去っていこうとするのですが、納得のいかない聖也さんは、待ちやがれ!今まで何していやがったんだ(゚Д゚)ゴルァ!とクソ親父の服を掴んで呼び止めます。
龍建「……うるさい男だ
……貴様のようなホストがいるから、この世界はダメになっていく
血塗られたエイプリルフールによって、俺達の計画は完遂するはずだった
しかし、この国には今でもお前のようなホストがいるのだな」
今……何て言った?血塗られたエイプリルフール?俺達の計画?
聖也さん「おい!親父どうゆうことだよ!」
龍建「……離せ……弱者が」
親父は俺を睨みつける。まるで悪魔に魂を抜かれてしまったかのように俺の全身から力が抜けていく。
俺の身体は親父を、親父という存在に脅えていたのかもしれない。
俺がその場に座りこんでいる間に親父達はエデンから姿を消した。
会場には親父の存在に圧倒された俺と、ALISAに対して苛立ちを露わにしている茉莉沙ちゃんだけが残された。
なんというラスボス臭。しかし典型的なバトル展開ですなあ。ホスト&キャバ嬢の接客ゲームである事を意識して思い出さないと、何のゲームだか忘れちゃいそうな勢いですな。
何だか最後の最後にえらい展開になっちまいましたが、ついに最後の決戦の時が来ました。
決戦の日は明日。まずはマスターのミッションどおり、ゆっくり休むとするか…。
マスター「ゆっくりしていってね!」
ゆっくりマスター自重しろwwww
せっかくだから、休んだついでに、今までの思い出に浸ってみる事にします。
マスター「ここまでの道のりは長かったな……
たまには過去を振り返ってみてもいいんじゃないか?」
マスター「そういえば聖也が金棒持って首相官邸に殴り込みしたのも遠い思い出だな…」
嫌な思い出だなあ、オイ。
他にも、ロシアから宇宙船パクったり、北朝鮮のミサイル破壊したり、ビルゲイツ以上の金持ちになったり、健太郎とたった2人でグリーンリボン軍壊滅させたり、ロボットと戦ったり、自宅警備員になったり、21歳のくせに年齢詐称して総理大臣になったり、ホント、色々有ったなあ…。
まあ、マスター、全部貴様がやらせた事だがなwwww
さらにミッションは続きます。
「愛されるよりも愛する気持ちを持て!」
マスター「人は愛の為に生き、愛ゆえに戦うのだ!愛されるよりも愛する気持ちを持て!」
マスター「MA・JI・DE!!」
マスターも最後の最後でぶっ壊れてしまったのかしら(゚Д゚;)
そんなこんなで、ついに決戦の日がやってきました。
夜の王と女王が登場するとあって、会場の外には、決勝戦とは比べ物にならない人だかりができています。
柄にも無く緊張して、昨日の夜は全く眠れなかった聖也さんを心配して、健太郎が声をかけてきます。
健太郎「それにしても、親父さん、凄いね……
ババアが言ってたギフトの力に支配されてるっていうのがなんとなく理解できたよ」
昨日、俺と話を終えた健太郎は隅っこでモ○ハンをプレイしながら俺達のやり取りを傍観していたらしい。
確かにあれは異常だった。
存在するだけで、その場にいる全ての人間を制圧してしまうほどの強大な力を俺は感じた。
それはまるでめ○かボックスに出てきたなんか凄いやつみたいな感じだった。
健太郎「今回は随所でぶっこんでくるね」
聖也さん「当たり前だろ。このままだとシリアスぶってる格闘(?)話になっちゃうからな
スベっているとしてもぶっこみを忘れないようにしないと」
夜の世界がこんなにファンタジーなわけがない。
Good EndよりもTrue Endを観たいんだよ……。
俺達はこんな場面でも一つの物事に集中するわけにはいかないんだな。
プレイヤーに対する心使いを忘れないとか、どんだけサービス精神旺盛なのだ、こいつら。
戦いの始まりを待っていると、遠くに茉莉沙ちゃんともう1人の女の子の姿を見つけます。
健太郎「ミ、ミキュちゃん!」
ミキ「ゲッ、バカ猿!」
あー、そう言えば、ヤマトさんが麗のキャバクラに連れてってもらった時に、このミキって子がさりげなく出てたなあ。すっかりスルーしてましたが。
それにしても、噛みすぎにも程があるよ健太郎。
二人は以前のようにしばらく追いかけっこを繰り返したと思ったら、急に意気投合してお互いのP○Pを取り出した。
健太郎が「じゃあ集会所3ね〜」と言っているあたりから、2人は狩りに出かけて行ったのだろう。
モンハンおっぱじめやがったwww
なんて緊張感の無いやつらだ…別の意味でたくましくもありますが。
そんなモンハンに夢中は2人をスルーして、物語は進みます。しばらくすると司会者の男がエデンに姿を現し開始のアナウンスを告げると、エデンにクソ親父とALISAが姿を現します。聖也さんは「親父、俺が勝ったら(今までの事)全部話せよな!」と叫びますが、クソ親父は聖也さんをまたしてもガン無視。
今回の戦いもルールは決勝戦と同様、100名のお客様に、どっちの接客が良かったかを判定してもらい、多数決で優勝者を決定する…というもの。
しかし今回の戦いに与えられた時間は僅か一日のみ。時間配分を効力して接客をせにゃならんので大変です。
そして司会者の男のルール説明が終了すると、先ほどまで外にいたお客さん達が一斉にエデンに入ってきます。
そして…ついに運命の試合開始!!
聖也さんと茉莉沙は互いの健闘を祈りあって、それぞれの席に移動するのでした。
クソ親父は夜の王という、元々のネームバリューに加え、クソ親父から放たれる強力なギフトによって、お客さんの大半をごっそり持っていってしまいます。聖也さんの方にも、わずかながらお客さんが来てはいるものの、その差は圧倒的。
なんてこった。クソ親父チート過ぎる。
手塚ゾーンならぬ「太蔵もて王サーガ」の木嶋ゾーンを思い出してしまいました。
それでも聖也さんは、誰かを幸せにするという信念だけは曲げないように、来てくれたお客さん一人一人に丁寧な接客を心がけていきます。
すると…ある新しいお客さんが「ここ、いいですか?」と聖也さんの席へとやって来ます。誰かと思いきや…。
聖也さん「お、お前!なんでここにいんだよ!」
みなほ「なんでって、その、アンタが大変そうだったから応援に来たんじゃん!今回はたまたま抽選通って、その……」
聖也さん「今回はって、今までも来ようとしてくれてたのか?」
みなほ「……んな!そ、そんなわけないでしょ!バカ!」
ここでまさかのみなほたんktkr!!
第1話のターゲットであり、聖也さんの幼馴染なツンデレ娘が3たび登場です。
毎回懸命に抽選に応募してやっとの思いでエデンに来ることが出来たみなほたんの努力を想像すると、なんて健気なのでしょう。そして相変わらずの豪快なツンデレっぷり。やっぱツンデレって凄いんだな(;´Д`)ハァハァみなほ「それにしても、コレ、結構ヤバくない?
アンタのお父さんの方、凄い人じゃん」
みなほは心配そうに俺の顔を覗き込む。
聖也さん「そんなの関係ねーよ。今は、俺の目の前のお客さんに集中するだけだ」
俺はみなほに酒を用意する。
こいつが横にいると奇妙な安心感があって、さっきまでの不安はいつの間にかどこか遠くへ行ってしまっていた。と言うわけで、最後の接客は、人気投票で2位だったみなほたんが相手です。
マスター「とうとう最後の戦いがやってきたぞ!
くぅー!今から来年のアニメが楽しみで仕方ないぜ!」
お前は何を言っているんだ。
接客中のみなほたんは「大丈夫?」「私がついてるからね」「見ない間に成長したわね」「聖也だったら大丈夫だって、私、信じてるから」などと、デレ発言とも取れる発言を連発。
そして例によって、ある程度ダメージが通ると全体攻撃を使ってくるのですが
みなほ「大丈夫よ、問題ないわ」
エルシャダイ、売れるといいね。
こうして、みなほたんの接客が終了。聖也さんも、みなほたんのおかげで少し気分が楽になり、自分のギフトを最大限にまで出すことができたようです。
すると、聖也さんの席にある変化が起こります。なんと、クソ親父についていたお客さんが少しずつ聖也さんの元へ吸い寄せられるかのようにやって来るではありませんか!!
俺は対岸にいる親父を見つめる。
親父は焦りの表情を見せず、その場に座り続けていた。
少しずつだけど、俺の力が親父を勝っていく。
自分でもどうしてこんなに力が溢れていくのかが分からなかった。
試合が終わる頃には、開始の時とは打って変わって、親父と俺の所にいるお客さんの数は同じくらいになっていた。
おお、聖也さんのギフトの力が、クソ親父の客を引き寄せているようですよ?なんという木嶋ゾーン対決。
そして試合終了。すぐさまお客さん達によるアンケート集計の結果が、巨大なモニターに表示されます。結果は…!?
龍建『49』
聖也『51』
ALISA『47』
茉莉沙『53』
やりました!!聖也さん悲願の親父越え!!
ついでに茉莉沙もALISA越えを達成。二人揃ってジャイアントキリング達成です。
聖也「勝った、勝った!ってあれ?」
いつもならここで健太郎が邪魔してくるはずなのに、あいつは姿を見せなかった。
周囲を探してみると、あいつはミキちゃんとモン○ンに興じていた。
お前らいつまでやってんだwwwww
ゲームは1日1時間って、高橋名人も言ってただろwwww
聖也さんは勝利の余韻に浸る間もなく、すぐさまクソ親父の姿を探します。今までの事を洗いざらい説明してもらう為に。
そして…喧騒から遠く離れた所で、クソ親父の姿を見つけます。
聖也さん「俺の勝ちだ。全部話してもらうぞ
血塗られたエイプリルフールが、親父の計画だってどういうことだよ」
龍建「……この世界には才能も無く、水商売の本質も理解せずに働いている無能な人間が多すぎる。
俺はそんな人間を一掃し、俺と最先端の技術によって作られたロボットのみの新たな夜の世界を作ろうとした。
その為に、チャイニーズマフィアと尾上組に対して嘘の情報を流す事で抗争を起こさせ、その抗争に水商売関係者を巻き込むことを計画した。
その為にかつての友人やALISAの弟子であった森山好美という女も利用しようとしたが、邪魔が入ったな」
"俺と最先端の技術によって作られたロボットのみの新たな夜の世界"
こりゃまたとんでもない計画です。まあ、マ○チみたいな、ロボットに接客されてお客さんが喜ぶのかどうかって問題は有りますが。
そして…森山好美。あーいましたねえ、そんな女性。(くわしくは第18話参照)
ってことは、好美さんをさらってった、Dr.ワイリーもどきが作ったロボットとかも、全てクソ親父の差し金だったってことですか。なんてはた迷惑なヤツらなんだwwww
さて、一通り悪巧みのカラクリを白状すると、いきなりクソ親父は片手で聖也さんの首を掴みだします。
ここからは色々と凄いことになってますので、あえて突っ込みを入れずにある程度そのまんま行こうと思います。
龍建「……俺の、邪魔、を、するな」
聖也さん「お、おい……何、すんだ……」
俺が必死に抵抗するも親父の力に勝てない。
やべぇ……意識が……
意識が薄れゆく中で、親父の顔が見える。
親父は、とても寂しそうな顔をしていた。
俺は親父の腕を掴み、自分の中へ親父のギフトを逆流させた。
親父の中のギフトを自分の中に吸収させる事で、親父の力をなくせるはずだ。
親父の腕から力が弱まっていき、親父はその場に倒れこんだ。
聖也さん「はぁ、はぁ、うっ……!」
親父の力を吸収するということは、それと同時に親父の中にある闇が俺の中へと進入してくる事も意味した。
俺の中で負の力が暴走を始める。
聖也さん「ああ!ああー!!!」
抑えようとしても、あまりに強力な力で押さえつけられない。
親父はこんな力と戦ってたのかよ。
自分の中で何かが壊れていくのが分かる。
全てを諦めかけたその時、俺の背中にぬくもりを感じた。
みなほ「聖也!ねぇ!聖也!どうしちゃったの?!」
みなほによって抱きしめられた瞬間、闇の中に消えかけていた俺の心が息を吹き返した。
さっきまでのような苦しみは嘘のように無くなった。
聖也さん「みなほ?……どうして?」
みなほ「……どうしてって、あんた凄い苦しそうにしてたんだよ!?」
なんという超展開。
このまま聖也さんは暗黒ギフトに心を支配され、ダークサイドに陥落(おち)てしまうのか…!?って時に、まさかのみなほたん大活躍!!愛の力は暗黒ギフトに打ち勝ったのです!!
なんかここに来て、急激にみなほたんがヒロイン化してきた感がありますね。まあ、ツンデレ大好物だから良いけど(ただし2次元に限る)
正気を取り戻した聖也さんは、すぐさまブッ倒れているクソ親父のもとに駆け寄ります。クソ親父は「俺は、一体どうしてたんだ?」などと口にしており、どうやら暗黒ギフトの呪縛から開放されて、こちらも正気に戻った模様です。
しばらくして体調が落ち着いてくると、もうクソでは無くなった親父(以下"龍建"と表記します)が口を開きます。
龍建「……聞きたい事があるんだろ?」
俺の中に色々な疑問が浮かんでいた。でも、そんな中で一番引っかかっているものが脳裏をよぎった。
聖也さん「俺の母親ってさ、ALISAなんだろ?」
ALISAを前にした時、不思議と懐かしいような感覚が俺の中を駆け巡った。
それは茉莉沙ちゃんからも感じられたし、おそらく2人が発しているギフトによって、そう感じたのかもしれない。親父はうなずく。
なん…だと…?
ってことは、やっぱり茉莉沙とも兄妹だったって事に。そう考えると、この一連の物語は、一組の家族によって振り回されたってワケでして、まったく、なんてはた迷惑な家族なのだろう。
ALISAは暗黒ギフトによって精神が蝕まれた龍建を、見捨てることなく支えてくれたようですが、聖也さんが母親であるALISAのことを知らないって事は、彼女と別れたという事になります。一体どういう事なんだYO?と思っていると、そのワケを語り始めました。
龍建「俺は力が暴走する事を恐れていた……。
生まれたばかりのお前達やALISAに迷惑をかけたくなかった。
だから、俺は一人でお前達の元を離れようとした。だが……出来なかった。
お前達の顔を見ていたら、すぐに離れることを出来なかった。
俺にとって初めての子供たち。初めての家族。初めての安らぎ。
俺は……お前達と一緒にいたかった。
ALISAやお前達といると、力が俺を蝕む速度も遅くなっているような気がした。
しかし、それは速度が遅くなっただけで止まったわけではない
力を抑える事が出来ないと理解した俺は、ALISAに頼み、お前だけを引き取ってALISAと別れた。
お前だけを巻き沿いにしてしまうような形をとってしまったが、
心を失うその時まで、お前の顔を見ていたかった……すまない」
しかし聖也さんは、そんな行動に走った龍建を、結局許してあげることにしたのでした。おお、かっけー!!
聖也さん「俺も長い事一人でいてさ。一人でいることの辛さとか、すげー分かるし
……それにさ!みなほとかおばちゃんが一緒にいてくれたから、俺、全然大丈夫だったんだぜ!」
俺はみなほの肩に手をやり、親父にそう言う。
みなほ「ちょ、ちょっと!やめなさいよ!」
聖也さん「ははっ。照れてんのか?」
みなほ「て、照れてなんかないわよ!バカ!」
本当は親父と対決した時に力が溢れた理由はなんとなく分かっていた。
昔からずっと近くにいて、こいつの存在の大きさに気付けずにいた。
でも、あの時、こいつが横にいてくれたから、俺はあれだけの事が出来たんだと思う。
俺達の姿をみて、親父は笑っていた。
親父が笑っている所なんて初めて見た気がした。
龍建「聖也。大切な人を、見つけたんだな」
聖也さん「……おう」
俺は少し照れながらみなほの肩を抱き寄せて言った。
みなほは何も言わず、俺の服をぎゅっと掴んでいた。
龍建「その子を、幸せにしてあげろ。俺には出来なかった事を、お前はやってくれ」
みなほたんが、完全にヒロインになったwwwww
肩を抱き寄せられて、何も言わずに服をぎゅっと掴むとか、いじらしすぎるぜ(;´Д`)ハァハァ。
そんなリア充っぷりを見せ付けられて、寂しそうな顔をしていた龍建に、聖也さんはこんな言葉をかけます。
聖也さん「……俺達だって、これで終わりじゃないだろ?またゼロから家族やり直そうよ」
俺達は始まってすらいなかった。
過ぎた時間を取り戻す事は出来ないけど、これから本当の始まりをしても遅くないと思う。
俺がそう言うと、親父は顔を背けて涙を流し続けた。
その涙は、止まる事なく流れ続けていた。
しばらくして、親父は病院に運ばれた。
身体に問題はなかったが、数日間は入院をする事になった。
親父が入院中の間、俺達はたくさんの話をした。
空白の時間を埋めるように、ゆっくりと時間をかけて。
親父は体調が回復したら、血塗られたエイプリルフールの罪を償うと言っていた。
それもまた時間のかかる事だと思う。
でも「俺には帰る場所があるから大丈夫だ」と言ってやる気を出していた。
家族が、大切な人がいるから、俺達は先へ進んで行く事が出来る。イイハナシダナー。
そして数年後。ふたたび開催されるホストNO.1 グランプリとキャバ嬢NO.1 グランプリ。聖也さんの姿はそこにありました。ただし、今度は挑まれる立場として。
聖也さんは晴れて夜の王に君臨したのです。
同じく夜の女王となり、妹だと分かった茉莉沙の姿もあります。さらにその横には…。
みなほ「ちょっと待ちなさい!あんた、ネクタイ曲がってるじゃない!ちゃんとしなさいよ!」
俺が下へ降りようとすると、みなほがネクタイの位置を直してくる。
聖也さん「あーはいはい」
茉莉沙「あのさぁ、兄がイチャついてる所を見せられる妹の気持ちも考えてよ」
俺達の姿を見た茉莉沙が文句を言ってきた。
そういう茉莉沙も恋人である翔平君(キャバ嬢ルートの第1話のターゲット)の手を握って、俺達にイチャついている様子を見せびらかしていた。
聖也さん「……お前も人の事言えねーだろ」
ネクタイを直し終えたみなほが俺の肩を思いきり叩く。
みなほ「しっかりやってきなさい!あんたは夜の王なんだからね!」
聖也さん「おう!」
俺はみなほを抱き締めてから、出入り口へと向かう。
そして夜の世界の扉を開く。
きらびやかな世界の中で、俺は今日も生きている。
夜はまだ始まったばかりだ。
END
いやあ、最後がえらい感動的というか、いい話ですねー。とりあえず綺麗にまとまって良かったんじゃないでしょうか。こりゃ、アニメ化したらホントにいけてしまうかも(汗)
【マスターのありがたーいお言葉@最終話】
「キャラクター達の戦いは、ここからなんです。だから、あえて声を大にして言いたい。『明日勝つために、寝るぞーっ!!!』と(by 心の声)」
最初はどうなることかと思ってたこのプレイ日記ですが、何とか最後まで書き切ることが出来ました。
プレイに協力してくださったマイミクの皆様、シナリオライターの中の方、またこのプレイ日記をご覧になって下さった皆様、本当にありがとうございました!!
※しかしこのmixiアプリ、昨日の18時ごろ覗いたら、何の前触れもなくアプリごと消滅。
おまけに公式コミュまで消滅…。
うーん。2月18日にアプリが終了する事は告知してたとはいえ、せめて何時には終了しますってのは、告知しとくべきだったのではないかと思うんですが…。
まるで夜逃げしたかのように、忽然と姿を消したのは、何か後味悪過ぎじゃね?
だから、運営してる会社には、敢えて「ありがとう」とは言わないでおきますよ(′・ω・`)
まあ、まったく課金しなかったけどな。
最後に、自キャラのパラメータをちょこっとだけ晒しておきます。
聖也
レベル:451
経験値:1010723/1012709
所持金:1375615ドル貢がれ:216個
貢がれ総額:208800ドル体力:575
ルックス:260
カリスマ:260
最大ルックス:173580
最大カリスマ:168375バトル:674勝489敗
自分から:650勝460敗
相手から:24勝29敗