今週のカウンタック #170 追跡!!

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。


 ある日舜の元に、中古車販売店「フューチャーモーターズ」の女社長・真弓たんから電話がかかって、なんか普通じゃないAW11(舜の昔の愛車)が入荷したから見に来ない?と誘われます。そのAW11は極端にレーシング仕様に改造された、玄人好みの改造マシン。真弓たんはそのAW11を舜に売りつけようとしますが、お店の物影からそのAW11に怪しい視線を送る金髪グラサン野郎が、スキを見計らってAW11に乗り込んで、まんまと強奪してしまいました。
 つーか、カギぐらいかけとけよ真弓たん(′・ω・`)



「空山さん無理しないで―――AW11が盗まれたのは私のミスだから」
「そうはいかないよ!
目の前で自分の大好きなAW11(クルマ)が盗まれて黙ってられないよ!!」


 してやられたぜクソッタレー!!と、カウンタックに乗り込んで、AW11を追いかける事になった舜と真弓たん。もっとも2人とも携帯忘れて、警察にも電話出来ないと言う体たらくなので、直接AW11を盗んだクソヤローをフン捕まえるしかありません。
 するとちょうど対向車線にAW11が走っていたので、慌ててカウンタックをUターンさせて、追跡する体制となりました。


「くそっ!!このAW11(クルマ)を買おうとしていた客が追って来たんだな!!
悪いが、このAW11(クルマ)は渡さね――
カウンタックだろうが何だろうが、ぶっちぎってやんぜ!!」


 盗んだグラサンもなんだか必死です。なんかどうしてもこのクルマを手に入れたい理由でもあるんでしょうかねえ?今のところよくわかんないけど。



 さて、しばらくは公道で追いかけっこをしていた2台ですが、グラサンはわき道を抜けて、「赤月峠」(あかつきとうげ)へ。


 向こうはサーキット仕様のスペシャルなAW11.しかも加速性能では向こうのAW11が一枚上。とてもカウンタックじゃ勝てそうに無い感じです。事実グラサンも「さーて、そろそろ本気モードでぶっちぎってやるか!!」と、なんかもうノリノリですし。


 おやおや、でも舜はなぜか自身満々なツラしてますよ。これは「実はこの峠は散々走り慣れてるコースだから楽勝だぜー」とかいうオチですかい?



巻末コメント
Q: ご自身の弱点はなんですか?
A:湿気。夏はエアコン無しでは無理です!!