女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳（晴矢顔）。浦島龍童じいさんからカウンタックＬＰ４００を２５０万円で譲り受け、「カウンタックＬＰ４００を手に入れる」という２５年前の夢を叶えることができました。
そんな舜はカウンタックを車検に出している間、代車のディアブロで早乙女ちゃんを夜のドライブに誘います。途中、いきなりフェラ男の乗るＦ４０に煽られまくり、おまけに右ヘッドライトで思いっきりボディを傷つけられます。フン捕まえたい気持ちでいっぱいの舜ですが、万が一逃げられた時のために、Ｆ４０のドライバーのツラをケータイのカメラで撮影してもらうよう、早乙女ちゃんにお願いするのでした。
性能では向こうの方が上。けれどもシャッターチャンスはやってきます。微妙に機種が古そうな早乙女ちゃんのケータイのカメラが、Ｆ４０のッドライバーのツラをとらえる…ハズでしたが、すんでのところで、ガード下の柱が邪魔をして、貴重なシャッターチャンスを逃してしまいました。
しかし、失敗してもなお「なんだか燃えてきました！！」と闘志むき出しな早乙女ちゃん萌え。
一方のフェラ男は「公道のレーシングカー…Ｆ４０に勝とうなんざ１００年早えんだよ！！」と完全に余裕ぶっこいていますが、次のコーナーでカッコよくドリフトをキメて、ディアブロを振り切ろうとしたら、そのディアブロもドリフトをかましてきたもんだから、さあ大変。
そして互いがドリフトを決めた事により、２台の距離はこれ以上ないほどに接近！！まさに絶好のシャッターチャンス！！早乙女ちゃんがケータイのカメラを向けると、そこには…。
「え！？」
「あいつは！！」
ついにフェラ男の正体がバレたー！！
しかしここからどうやって収拾を付けるつもりなのかが、実に気になりますが、つづく。
巻末コメント
Ｑ： 「夏が来たな！と思う瞬間は？」
Ａ： 夏と言えば…花火大会ですかね。
