女アリ、車アリ、190km/h出しながら女をイかせるフィンガーテクニックを持つシンちゃん(フェラ男)??歳(DQN顔)。かつては年収150万円のフリーターだった彼ですが、ひょんな事から宝クジで2億円を引き当てて、フェラーリを次々と乗り換えて豪遊したりと、まるで漫画のようなうらやましい生活を送り、その模様を自らのブログ(女のセクシーショットもあるYO!)にうpしていました。
たった2年で2億円が底を付き、もはやこれまでか…と思われたフェラ男でしたが、スーパーカーの神様がフェラ男を哀れに思ったのか、競馬で大当たり!!手にした4500万円全額はたいてフェラーリF40を購入すると、自らのブログで対戦相手を募集。非合法な賭けレースで金を稼ぐ事にします。
そうして名乗りを上げた対戦相手は、同じF40乗りのグラサン男。「あんた…“跳ね馬”となら心中できるか?」と挑発したフェラ男は、ル・マン式スタートで、シートベルトも付けずにF40に乗車!!いきなりリードを奪うのでした。
「オレは…跳ね馬(オマエ)となら死ねるぜ!!」
幸先良くスタートを切ったフェラ男。しかし相手のグラサンも、あっという間に差を詰めて、ピッタリと後ろにくっついてきました。
「シートベルトを締めるか締めないか程度の差で――勝った気になられちゃ困るな!!」
やっぱりこのグラサン、なかなかの実力者のようです。それならばとフェラ男は、一気に加速。ちょうど目の前のトラックが車線変更しようとしていたため、フェラ男のF40は自らトラックに突っ込むような形に。ほんのわずかの隙間を抜けようという魂胆のようですが…。
「よせ!!無理だ!!!すり抜けられっこな…」
思わずグラサンが叫びます。トラックと壁の隙間は徐々に狭まり、このままでは…!!
しかし不可能を可能にするのがフェラ男クオリティ!!壁をガリガリッとこすりながらも、強引に突破した――!!
逆にグラサンはトラックに進路を塞がれ、思わずブレーキを踏みしかありません。あっという間に差が開いて行きます。
「ハハハハハハ!!
踏み込んだアクセルは…死んでももどさない!!
それがこのじゃじゃ馬の乗り方だ!!」
ムチャクチャだけどかっけーよフェラ男!!
しかしこの強引な突破によって、明らかにボディの横っ腹を思いっきり壁にこすっちまってます。
フェラ男はこの勝負に勝ったら40万円をグラサンから頂くことになってますけど、こんだけ派手にこすったら、フェンダ―とかの修理費だけで40万円が吹っ飛んじまいそうですけど、それでいいのかフェラ男!?
…さて、フェラ男の活躍に押されてすっかり影の薄くなっちまっている、我等が主人公の舜ですが、代車のディアブロで、早乙女ちゃんと夜のドライブデートだぜ(;´Д`)ハァハァと、すっかり鼻息が荒くなっちまってました。
しかも「何時ごろまでに帰ってくればいいのかな…」という舜の質問に、早乙女ちゃんは…。
「時間は…大丈夫ですよ
空山さんにおまかせします(はぁと)」
おいおい、これはもう「今夜は私の身体を好きなようにドラ(ry」というサインでしょ!!
こんな事を言われて、挑まないほうがどうかしてるぜ、クソッタレがー!!ってなモンですよ(′・ω・`)
こうして、フェラ男が命がけで、必死にドライビングしている中、舜は別の意味で必死になっちまいそうになるのでした。つづく。
巻末コメント
Q: 「1日で100万円を使い切るとしたら?」
A: 仕事場スタタッフ全員の椅子を買いかえたい。