今週の夜王 第198話「翼の過去」

 遼介と新人ホストの翼(イカロス翼)は、どっちがロミオのNO.1になれるかを競うことになりました。ここまでのところはほぼ互角。勝負の行方は互いの誕生日である月末に持ち越されそうな流れとなります。
 そんな中、遼介は孫を探すおばあちゃんと一緒にエトランゼに入ったところ、エトランゼの店長(フセイン似)から有力な情報をゲットし、写真の人物の名が石川耕三である事が判明。そのあと現れたイカロス翼は、耕三の写真をビリビリに弾き裂いてしまうのでした。



 遼介とイカロス翼のNO.1 の座をかけた売り上げ対決。ここ数日はイカロス翼の売り上げが遼介の売り上げを上回っており、このままだと月末の誕生日決戦を待たずに翼派が勝っちゃうんじゃ…と、すっかり舞い上がってる源太達。全くおめでてーなお前ら。


 そんな彼らですが、控え室に入ったところで遼介派のホストたちに絡まれてしまいます。一ヶ月前まではくすぶってた源太達が、遼介を裏切ってイカロス翼の下についたとたん態度がでかくなりやがって…と、彼らの躍進に納得が行かない様子。


 まあ小競り合いは大事には至らなかったんですが、これが後々の伏線になったら面白いなあ。


 一方源太はトイレでのイカロス翼の尋常じゃない豹変ぶりがどうしても気になって仕方がありません。
 でも先週あんな下ネタを見せた男が今更真剣なツラをしても、説得力がないよなあと思った。



 そのころおばあちゃんは相変わらずエトランゼの店前で耕三探し。そこへ愛夢が話し掛けてきます。
 ちなみにこの時の愛夢は着物姿なんですが、髪形は変わってないので、全く着物が似合ってません。

 どう見ても井上先生手抜き過ぎ!!なわけですが、これが夜王クオリティなので仕方ありません。



 そして愛夢に昔の耕三のおばあちゃんっ子ぷりを話すおばあちゃん。耕三は小さいころ両親が離婚し、彼を引き取った母親も病気で亡くなったため、おばあちゃんが母親代わりに育ててきました。


 そのため耕三もおばあちゃん想いの心の優しい少年でした。高校生のころ、バイトの新聞配達の初給料を全額おばあちゃんに渡したり。うーん、この編は普通に泣けます。いい奴だなあ、耕三・゚・(ノД‘)・゚・


 そんな耕三は高校卒業後に上京。最初のうちはおばあちゃんに手紙と給料の一部を仕送りしてたんですが、2年目になって手紙が来なくなり、電話しても出なくなってしまった…と言うのです。



 もしかしたらその頃にエトランゼで働いていたのかも…。なーんて事を2人で話していると遼介が登場。そしておばあちゃんが耕三のポスターを地べたに落としてしまったところに、またしてもイカロス翼が登場。愛夢が落ちてる写真拾ってよと声をかけますが、イカロス翼は耕三の写真に冷ややか視線を送るばかりで、完璧スルー。


 しかしここで愛夢が「冷たいねえ〜遼介クンはこんなに優しいのに」と遼介にベッタリしだすと、カッっとなったイカロス翼は、写真を拾おうとしたおばあちゃんの目の前で、耕三の写真を思いっきり踏んづけてしまいます。まさに外道!!


 そしてそのまま立ち去ろうとするイカロス翼に「何よアンタ!人が必死になって探してるのに冷たい人ね!!」と声を荒げる愛夢。すると…。


「冷たいのはどっちだ(゚Д゚)!!」



 思わずブチ切れてしまいました。その後我に帰ったイカロス翼は慌ててその場を立ち去るのですが、おばあちゃんは激しく困惑をします。
 なぜならイカロス翼の声は、姿をくらました自分の孫・耕三と、まったく同じ声だったのだから…。


 とまあ、そんなこんなで遼介が「翼…お前はやっぱり…」と疑惑が確信に変わったところで、次週につづく。


 ていうか、先週から話が進んで無いよ倉科先生!!