自分の客にガンガン金を使わせ、その金を消費者金融や闇金から調達させ、首が回らなくなったらその女をソープに売り飛ばすという極悪ホスト「女衒のレイ」（アミバ様）は、偶然歩いていた高橋先輩の彼女で、目の見えない浦澤梨佳に目をつけ、酔っ払いサラリーマンにブン殴られたり、杖をブン投げたり、目薬使ってのウソ泣きまでして、梨佳の信用を得ることに成功。しかし梨佳がアミバ様と一緒に歩いているところへ遼介たちが現れ「梨佳さんからその手を今すぐ離せ！本気で殺すぞ！！」とアミバ様に食って掛かってきたのでした。
いきなりアミバ様の胸ぐらをつかんで「梨佳さんにてを出すな(ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ！」とすごむ遼介。何のことだか分からずにあたふたしている梨佳に、遼介はアミバ様が女性に金を使わせまくってソープに沈める極悪女衒ホストだと教えてやります。もっともアミバ様は真っ向から否定しまくっているのですが(ｗ さて、梨佳はというと。
「零さんがそんなことを…！？私にはそんなことをする人とは思えないけど…」
おいおい、最初の頃は｢あなたの話すことは全部信用できない…！｣とかボロクソ言ってたのに、なんか物凄い変わりようだなあ。
結局どっちを信じていいんだか分からずに混乱してしまった梨佳は、アミバ様の指名を断って、一人で帰って行っちゃいました。するとアミバ様は遼介たちに対してこういって立ち去るのでした。
「邪魔すんじゃねえ…ガキは引っ込んでろ…」
本性丸出しｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!! しっかし、なんかこの時のアミバ様の表情、なんか微妙に嬉しそうだ(ｗ 相変わらず台詞と表情が合ってないなあ。そこがアミバクオリティ。
しかし、とんでもないことになっちゃいました。アミバ様に目をつけられたという事で、修さんは高橋先輩にこのことを伝えたほうがいいんじゃないのかと遼介に言いますが…。
「……いや、それだけは絶対に駄目だ！！
このことを先輩が知ったら、激昂して
アイツを…零を殺しかねない…！！」
ええーっ！？まあ、そうなったらそうなったで、アミバ様とエディ・マーフィーの格闘バトルシーンが見られそうで、物凄く楽しみなんですが(ｗ むしろスゴク見てみたいんですが。
翌日。遼介は梨佳の勤めているマッサージ店｢やすらぎ｣を訪れて、彼女を指名。再びアミバ様は悪いヤツなんだと梨佳に説明をするのですが…今度はあからさまに不満そうな表情に。そして…。
「…あなたも高橋さんと同じようなことを言うんですね！
どうしろこうしろって、私の気持ちなんか全然おかまいなし！
私の目が見えないから…かわいそうだから
面倒見なきゃと押し付けがましく！！」
そして私に構いたくないと言ったのに、今更何を言うんだ(ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ！もうほっといてくれよｳﾜァァﾝ･ﾟ･(ﾉД‘)･ﾟ･ と逆ギレ！！まさかの反応に遼介は言葉も出ません。
しまいには勝手にマッサージ室から出て行ってしまいました。おいおい、せめてちゃんとマッサージはしてやれよ。一応指名されたんだから。コレじゃ職場放棄じゃないかと(ｗ
そして自暴自棄になった梨佳はアミバ様のいるお店｢スナイパー｣にやってきて、高い酒をバンバン注文しちゃうのでした。
（これで…これでいいのよ…私は私の好きなようにやるの…）
うーん、どう考えても梨佳に全然共感出来ないんですが。つーかアフォですかこの女は！！そもそもアミバ様に近づいたのも、遼介に会えるかもしれないという期待感からじゃなかったんかと。それが今じゃすっかり騙されちゃって…。もう完全に自分が悲劇のヒロイン気取っちゃってるようにしか見えません。
おまけに高橋先輩が苦労して見つけた目を治すためのアメリカ行きも断っちゃうわ、遼介の忠告も無視しまくりだわで、もう何がなんだか…。一度現実の厳しさを知ったほうがいいんじゃないのかとすら思えてきちゃいましたよ。むしろ逆にアミバ様頑張れと応援したくなってしまう始末(ｗ
なんか麗美さんとか京美たんとかは、まあ性格はまともだったのに、エロティカの女オーナーといい、コイツといい、なんか出てくる女性キャラがどんどんアフォばっかりになってくんですが！！それでいいのか倉科遼。
で、その頃遼介は大好きな場所である、高層ビルの屋上でたそがれていました。まあ、馬鹿は高いところが好きだって言うしね(ｗ
（俺はバカだ…調子に乗りすぎてたただのバカだ！！
ロミオでＮＯ．１ になり、自分を信じて信念を持って行動すれば
必ず女性を幸せに出来ると本気で思ってた…
それが…よりによって自分を頼って来てくれた女の子を放り出して
挙句の果てに、あの男のもとに転がり込ませるなんて…
全て…全て俺の責任だ…どうする？俺に何ができる！？）
遼介が珍しく自分を責めています。でもいくらなんでも「全部俺の責任だ」っていうのは無いと思うけどなあ。だって梨佳、明らかにアフォだし(ｗ
果たして遼介はどうやって梨佳の目を覚まさせるのやら。つづく。
