(20180226) 彼岸島 48日後… 第152話「イタイ…」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに鮫島様の弟・精二を救出し、精二の知る東京への抜け穴…下水道を通って行くことに。
 たどり着いた先は地下鉄の駅。そこに居た人間達から、東京には雅の息子と呼ばれる5人のアマルガムが居ることが判明。さらにその夜、5人の息子の一人「姑獲鳥」(うぶめ)が明さんたちを襲撃してきやがったので、明さんは醜悪な邪鬼「妙子」の元まで誘い込んで、三つ巴の戦いに持ち込みますが…姑獲鳥の強烈なキックを食らって明さんがダウン!ちくしょう明さん立ってくれェ!


ちくしょうなんてこった!姑獲鳥のキックを食らった明さんがそのまま柱に激突!!ピクピクしながら動かなくなっちまった!人間どもが「立ってくれェ明さん」と声援を送るも、一向に立ち上がる気配すらねェ!
一方、姑獲鳥の野郎は、妙子を三つ又の矛で持ち上げると、そのまま…。


おいまさか…やめろ…やめてくれェ…!








やりやがった!身動きできない明さんに、巨体の邪鬼を思いっきりブン投げやがった!!
そしてそのまま激突して…う あ あ あ あ(PC書き文字)みたいな惨劇になっちまってるじゃねェか!!



こげな巨体に押しつぶされたら、いくら明さんだってひとたまりもねェ…!
誰しもが明さんの死という現実を受け入れられずに絶望するなか、鳥野郎はひょうひょうと「どうでもいいが腹が減ったな、人間でも喰って帰るか」などと、はしご酒のしめにラーメン屋に行くみたいなノリで言ってやがる!



鳥野郎が、とりあえず近場に居る、たいまつ持ったクソハゲでも喰ってくかあと思っていたら…なんか急に背後で妙子のヤツが「イタイ…」とか口にしだしたぞ?


そして次の瞬間、妙子の腹に切れ目が入って、徐々に広がっていき…!!





うわあああああ、明さん生きてたああああ!!


妙子の腹をまっぷたつにして、明さんが現れる演出は、正直すげェカッコいい!と思っちまった…。
これは映像化されたら、確実に盛り上がるシーンだェ…。



まあ、あれほどでかい邪鬼がぶつかってきたのに平然とし過ぎだろとか、妙子の返り血メッチャ浴びてるからコレで感染しないとかおかしいだろとか、つっこみてェ事は山ほど有るんだけどな!!



もう明さんの体内で抗体が出来てて、そのせいで超人的な身体能力が備わっているとか、そろそろそういう説明をしてもいいんですよ、チーズタッカルビ先生ェ?