(20180521) 彼岸島 48日後… 第162話「公園」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


ついに東京へと到着した明さん一行。東京には雅の息子と呼ばれる5人のアマルガムが居ることが判明し、そしてその一人「姑獲鳥」(うぶめ)が明さんたちを襲撃。激しい戦いの末に明さんは途中で力尽き、姑獲鳥は勝っちゃんを人質に取り、上野へと引き上げてしまったのでした。
その後、疲れからか寝込んでしまった明さんの替わりに、食料調達のために氷川台に向かうことになった鮫島様・精二・ネズミの3人。たどり着いた氷川台駅の人間達から、自分達の替わりに吸血蚊ゾーンを通り抜けて食料を取って来ることになった鮫島様と精ニですが、地上で食料をゲットし少し休んでいると…なんと向こうから雅の姿が!しかしマサの野郎は彼らには見向きもせずに、水を飲んで帰っちまったので、鮫島様は危険を承知で、雅の後をつけていくことに…!




やべえよやべえよ…。なんでか全くわからねェけど、こんなへんぴなポイントで、唐突にラスボスとエンカウントしちまった…!!
しかもこのラスボス、なぜか横に居たバカでかい図体の人間2人を無視して、池の水を手ですくって飲んだら、普通に帰っちまった…!
もういろんな意味でやべェ所しかねェ野郎ですが、そんなヤツの後をつけていくと言い出したクソハゲ…。死亡フラグがハンパねェ!!


ソロリ ソロリという、彼岸島独特の擬音で、ラスボスのあとを慎重にストーキングする鮫島様。すると目の前を唐突に1人の男が横切ります…。










なんだコイツ、危ねェぞ!!


ええっと…もうどこをどう突っ込めばよいのやら…。
まず真夜中に全裸で徘徊してる事がおかしいし、全裸の人間の女を担いでいるって事もおかしいが、一番つっこみたいのは、その担ぎ方…。
なんでキン肉バスターの体勢なんだよ、ちくしょう!!


このキン肉バスター吸血鬼は、鮫島様のことに全く気づかず、担がれている人間の女は、鮫島様の存在に気づいたらしく、しきりに「助けてくれェ!!」とアピってやがります。
だがすまねェ女、今はお前を助けることが出来ねェ…。今お前を助けちまったら、確実にマサの野郎を見失っちまう…。
心苦しいが、お前はその吸血鬼と、夜のマッスル・ドッキングでも楽しんでくれェ…。



やがて雅の野郎がたどり着いたのは公園。公園にはたくさんの吸血鬼どもが待ち構えており、用意された玉座にふんぞり返ると、捕まえた人間達をチラ見しては「やっぱここにも明居ないかー」と(′・ω・`)しょんぼりしています。
というか、お前がさっき水飲んでた時に隣に居た人間2人、思いっきり明さんの関係者なんけどな!!

全くこのラスボス、ワザとお茶目なところ見せて読者にアピールでもしてるんですかねえ。あざといったらありゃしねェ!!



そんな中、マサの口から「次は上野でも行ってみっかー」という貴重な情報をゲットだぜ。上野といえば勝っちゃんをさらった「姑獲鳥」(うぶめ)の居やがる本拠地じゃねェか。コイツは最終決戦へのおあつらえ向きだぜじゃあとりあえずこの情報を元に帰るかーと、来た道を戻る鮫島様ですが…やべェ!ここでさっきのキン肉バスターとエンカウントしちまった!!

しかも今度は、あっちも鮫島様に気づいちまった!しょうがねェから大声出される前に、可及的速やかに、持ってるナイフでキン肉バスターを暗殺します。
なんだかだんだんファブル兄さんみたくなってきたなあ、このクソハゲ。


まあ流れとはいえ、結果的に女も助けちまったな。大丈夫かと紳士的に声をかけるんですけど、事もあろうにこの女「ひいっ、触らないで!嫌アアアアア!!」とか、バカでけェ声で叫びやがった!!


あーあー。このバカ女のせいで、もう完全に周囲の吸血鬼に見つかっちまったじゃねェか!!
邪鬼・死神のいる船に潜入した時も、バカ女が叫んだせいで見つかっちまった前例も有るし…。やっぱりメスはダメだな!!
まあこのクソメスブタの事は割りとどうでもいいけど、果たしてクソハゲはココから逃げ延びることが出来るのか…?

ちくしょう、次週が休載とは、つれェなあ…。