今週の夜王 第139話「甘い香り、危険な罠」


 12/13(火)発売の「漫革」に、夜王の特別編が載るようです。ウオオオォォッッ!!


 自分の客にガンガン金を使わせ、その金を消費者金融闇金から調達させ、首が回らなくなったらその女をソープに売り飛ばすという極悪ホスト「女衒のレイ」。
 そんな異名を持つ、ホストクラブ「スナイパー」の「天海零」(あまみ れい)(アミバ様)に出会った遼介たち。彼が言い残した「女を高く買ってくれる新興のソープランドのオーナーがいる」という発言が気になって頭から離れない遼介は、翌日、高橋先輩の経営するシープ店「ポイズン」を訪れ、真意を確かめることに。しかし高橋先輩はきっぱりと否定をするのでした。


 そんな高橋先輩が突然「梨佳の目が治るかもしれない」と言い出しました。高橋先輩の彼女である梨佳は幼い頃の事故で弱視となってほとんど目が見えなくなってしまったわけです。当時は治療をする儀実などなかったのですが、現在は医学が進歩して原因も治療法も見つかり、手術に必要な目のある部分を提供してくれる人が見つかった…とのこと。高橋先輩はまだ梨佳にはこの件を伝えていないのですが、終日の日取りが決まり次第、アメリカに向かうつもりのようです。それを聞いた遼介は、高橋先輩の梨佳を愛する気持ちが本物であることを感じ取るのでした。

 高橋先輩は、梨佳が遼介に会うことで混乱して、自分と争って、その結果自分と遼介の仲がこじれるのが嫌だから…という理由で、改めて梨佳との接触を避けるようにと遼介にお願い。高橋先輩の真意を感じた遼介は、今度は喜んでそのお願いに応じるのでした。

 そして部屋を出て行く遼介。にこやかな顔で遼介が部屋から出て行くのを見届けた高橋先輩は、タバコに火をつけ一服すると…。



 なんかものすごい表情です。この表情は「へっ、バカめ、まんまと騙されやがって」という意味なんでしょうか?それにしてもこの高橋先輩、まるで口から火を吹き出しているみたいです(w


 さてその頃。歌舞伎町の界隈を、アミバ様とその後輩ホスト(どう見てもホストというよりはチンピラにしか見えません)がのっしのっしと歩いています。後輩ホストから「今までどれくらいの女をソープに沈めたんですか?」と尋ねられると、アミバ様は「(100人から先は)覚えていない!!」と「北斗の拳」の羅将ハンみたいなことをぬかしています。

 「とにかく俺は金さえ手に入ればいい…」などなど、後輩ホストに自分の女衒としてのすごさを自慢しまくるアミバ様。すると前方から高橋先輩彼女、梨佳が歩いてきました。遼介にまた会いたいとマッサージ店にやってきた客の携帯で遼介に会いたいと言ったものの、遼介は高橋先輩の約束を守って、断られてションボリしているところでした。
 で、梨佳の顔を見て「ウホッ!!いい木人形(デク)…!」と叫ぶアミバ様。後輩ホストから「あの女目が見えないんじゃ…」と言われると「そんな寝言ホザいてちゃ、死ぬまで3流のホストだねえ…」とバッサリ。なんかこの台詞、妙に笑えるなあ(w

 アミバ様に狙われてしまった梨佳。果たして遼介と高は先輩はどうするのかー?というところで、つづく。