今週の夜王 第133話 「新しい舞台へ…」


 エロティカの女オーナー・北村美紀は、神大寺会長(ジャニー)に10億円もの借金をしていた…。そしてそれを盾に「愛 人 契 約!!」を結んでいた…。それを知った遼介はジャニーに「10億俺が払うから美紀さんを自由にしてやってくれ」と、とんでもない事をほざきながらも、結局桃氏が金を出し、桃氏が無理矢理ジャニーに金を受け取らせ解決させました。すげえぜ(桃氏が)!!

 で、ジャニーに金を返し終えたので、女オーナーはエロティカに閉店の張り紙をぺた〜☆と貼り付けました。その様子を見て「エロティカも終わりか、なんだか寂しいな」と残念がる、ロミオのオーナーとホストたち(全員コピー)
 さて。ここで突然女オーナーが藤崎卓也(ヤムチャ)に問いかけます。


「あなた、これからどうするの?次働く場所は見つかった?」


 エロティカが閉店して、所属していたホストたちは、みんなジャニーの事務所へと戻っていきましたが、ヤムチャは芸能界で芽が出ずにホストに転向した所で女オーナーに拾われた男。エロティカが無くなった今、コイツは無職になっちゃったわけで、いったいどうなるのかー?と気になるところですが、女オーナーは挨拶にやってきたロミオのオーナーたちの前で、こんなことをお願いするのです。


「矢島さん…卓也をロミオで働かせていただけませんでしょうか?」


 ええーっ?ヤムチャほんとにロミオ入り!?さすがのヤムチャもいきなりこんなことを聞かされて驚きを隠せませんが、遼介をはじめとしたロミオのホストたちは歓迎ムード。「エロティカで問題を起こした*1こんな俺でもいいんですか?」と口にするヤムチャに、オーナーはこう答えるのでした。


「かまわんよ…君がダサい、古いといったロミオでよければ」


 なんとも皮肉たっぷりな発言です。ヤムチャは遼介・オーナーとの初対面の際に、ロミオのことを「古い」だの「ダサい」などと散々バカにしまくっていました。バカにされたことをよっぽど根に持ってたんですねえ、オーナーは(w
 しかしオーナーはヤムチャのロミオ入りを承諾。がっちりと握手をかわして、晴れてヤムチャはロミオのメンバーになりました。このいかにも「昨日の敵は今日の友」チックな展開は、ジャンプ漫画の王道ですねえ。
 でもロミオの立場としては、いくら遼介が成長したとはいえ、まだまだ聖也さんの抜けた穴は大きいだろうし…。ここで元アイドルのヤムチャが加入すれば、お店としては大助かりでしょう。まさに渡りに船。


「遼介!!俺はロミオでお前に勝ってナンバーワンになってみせるからな!!」


 仲間になったとたんにこんな発言してます。まあどうせすぐにヘタレて、ヤムチャ化がますます進行しちゃうだけだと思いますが(w


 そして場面は変わって、成田空港。女オーナーは南谷店長と一緒に、アメリカに旅立つことになりました。アメリカで新しい美容クリニックの事業を起こそうと考えていたからです。そんなふたりの旅立ちを見送るのは、遼介・ヤムチャ・そして桃氏の三人。女オーナーは桃氏に13億円もの大金をを貸してくれたお礼を改めて言い、必ずお金を返すからとぺこりとお辞儀。すると桃氏が意味深な発言をします。


「心配はしとらん…万が一のときは遼介に体で返してもらうからな」


 体で返すって…もしかして「愛人契約」!?遼介は桃氏にケツを掘られてしまうのでしょうか(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル。

 こうして女オーナーたちを乗せた飛行機が飛び立ったところを、遼介とヤムチャが見上げたところで…エロティカ編はおしまい。次週からは新シリーズらしいですよー。遼介のケツが心配ですが(w

*1:ヤムチャゾンビ女に腕を刺された事件のこと。この事件によってエロティカはマスコミから大バッシングを受けました