(20171127) 彼岸島 48日後… 第142話「醜い塊」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに鮫島様の弟で、ホッケーマスクを付けたカタカナ口調で、女とヤラセロと連呼する、兄貴以上にとんでもないヤツ・精二を救出し、遂に東京へ通じる壁へと到着!
精二の知る東京への抜け穴…下水道を通って行く明さん一行ですが、途中で「ネズミのオオサマ」と呼ばれる醜悪な邪鬼に遭遇!その正体は、変態吸血鬼にもてあそばれ、人間のエゴによって傷つけられた、妙子という名のようじょのなれの果てでした…。



妙子の声色作戦に騙されて、まんまと妙子の手の中に捕まってしまった勝っちゃん。
ところが今にも喰われそうだって言うのに、恐怖するどころか「友達になろうと出てきたのに、手で捕まえるなんてひどいじゃないか!!」などと、邪鬼に倒してプンスコ怒り出しやがった!なんたる強メンタル!!


この後、勝っちゃんが「俺はお前と違って、信じられる大人と出会ったんだ!!」と叫んだ直後に、その信頼できる明さんが、妙子の腕を「ザンッ」して救出するシーンは、普通にカッコいいと思いました。
まあ、助ける直前、思いっきり妙子に握りつぶされてるにも関わらず「そのまま(妙子に話しかけて)時間を稼げ!」とか、かなりムチャな事言ってるけどな(′・ω・`)


というか勝っちゃん、妙子に思いっきり握りつぶされそうになって、吐血までしてたくせに、助け出されたら、何事も無かったかのように普通に歩き出してるんですが…。
ひょっとして勝っちゃんにも、明さんみたいな超回復能力でも備わったのか…?凄ェ!!なんたる小4!!



こうして、なんとか勝っちゃんを救出できた明さん達。そのままトンズラして、終わってみれば、誰ひとり欠けることなく、妙子ゾーンを突破することに成功したのでした。
なお、妙子は腕をチョンパしただけで、結局倒さずに、そのままスルー。


ううむ。これは意外過ぎる。妙子編をあっさり終わらせたのもそうですし、全員あっさり生き残ったのも予想外。てっきりだれか殺すと思ったのになあ…。


妙子との間で、バトルを発生させることなく、あっさり終わらせたのは、やっぱりアレですかね?
和月先生がロリなDVDを所持してて書類送検されたのを知って「やべェ!このまま妙子編続けたら、俺までロリコンだと思われちまう!」と思った瓶ビール先生ェが、巻き添えを恐れて、尻切れトンボになろうとも無理やり終わらせた可能性も…?


まあどっちにしろ、木多先生は確実に今回の件も、思いっきりネタにするんだろうなあ…。
女子高生ハンター・島田武のライバルキャラ、とかで…。