(20111028)今週のカウンタック #288 FATEFUL ENCOUNTER

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。

夜中に熟睡していた舜は、突然コルベッ子たんに電話で叩き起こされ、1988年式コルベット“C4”スレッジハンマーといういかついスーパーカーアクアラインを爆走するハメになりました。ところが調子こいて300km/hぐらい出してたら、突如現れた白バイに捕まって御用。ところが白バイを運転してた女性警官は、コルベッ子たんの知り合いのようでして…?



 白バイの女性警官の正体は、破鬼 京花(やぶき きょうか)。今は何故か警官(無敵の国家権力様)になっていますが、中学時代はDQN達を率いて人殺しとドラック以外は全てやって来たというほどのとんでもない不良娘。当時同じくチームを率いてたコルベッ子たんとしのぎを削った人物でした。



おまけにこの京花、父親が超大物で金持ちの政治家で、娘がどんな悪事を働こうが、その強大なカネと権力の力によって、悪事をみーんなもみ消しちゃうとのこと。なんというか、無頼男に出て来た「偏差値の低い事言ってんじゃねー!」の人を思い出しちゃったじゃないかクソッタレー。
あと、BOYでも親父の権力でやりたい放題なヤツがいたような。安心と安定の梅澤ワールドテンプレですね。



また、コルベッ子たんの回想シーンによると、当時2人は中学生だったらしいです。406ページと408ページには、京花とコルベッ子たんがそれぞれのチームを率いてるぜって感じのコマが描かれています。
2人は中学生…と言う事は、2人のバックに描かれている、チームのいかついDQN達も、中学生って事でいいんですかね…?後ろの連中、いかついイレズミしまくってるわ、目が光ってるわ、熱血硬派くにおくん」のみすずみたいな風貌の女とか、どいつもこいつも全然中学生に見えねえんですがwww
やっぱりDQNが出てくると、梅さんは神がかっておられるな…。まるで水を得た魚の様だぜクソッタレー!



コルベッ子たんが語る、京花との間にあった因縁話はまだまだ続くんですが、それはさておき、結局舜は切符を切られ、免停を喰らってしまうのでした。
まあ、300km/hで爆走して、免停程度で済んじゃうのかソリヤマさんとか、そもそも夜中に白バイが走るのはルール違反ッスよね?とか、ツッコミ所は多々あるんですけどね。


自分が舜を連れ出さなければ、免停喰らうことにならなかったのに…と責任を感じているコルベッ子たんは、涙目で舜に詫びる事になるんですが、このコルベッ子たんの表情は最高に可愛い(′・ω・`)


でも冷静に考えたら、中学時代にDQNチームの頭やってた女が、「もっと怒ってくれよ」とか「ブン殴ってくれたっていいんだぜ」などと言いながら、好きな男に半泣きで許しを乞おうとしてるって、凄いシチュエーションだなあ。何というかカタルシス過ぎる。明らかに間違ってるツンデレだと思いますが。

まあとにかく、つづく。


Q:最近下した(自分的に)大きな決断は?
A:ありません。カレー(ちゃんこ)鍋を初めていただきました。美味しかったです☆☆☆