「何故こうなったのか どこでどう間違ったのか
幼い頃日本に移り住んで20数年…
僕がしたかったのは こんなバンドじゃない!!」
なんだかどっかのゴボウが似たような事を言ってた気がしますが、カールス秀喜ことGODはデスメタルの才能はバリバリであり、まさに「デスメタルの神」。様子を見に来たケニーたんも圧倒されており、さすがカールスの息子と言ったところ。
しかしカールス秀喜が本当にやりたいのはファッションモデル。現実世界じゃモデル志望の面接で即落とされる彼ですが、その怒りを憎しみへと変えて、それを「ゴッドウォーク」「ゴッドストップ」「ゴッドターン」と表現し、ライブ会場で爆発。最近鳴りを潜めてるDMCを指し置いて、はやくもメタル界の頂点に君臨せんという勢いです。憎しみをメタルのパワーに変えるってのは根岸と一緒ですな。実にアレだ。
そしてカールス秀喜は入院してる母親の元へ。母親は息子の秀喜が目指しているモデルの道などこれっぽっちも興味がなく、メタルの頂点に君臨する事を望み、そのためにはクラウザーさんの持っている悪魔のギターを手に入れて来い(゚Д゚)ゴルァ!と思っているわけですが、これを全て(わざと)咳き込む事で表現してるところが、なんか(漫画の演出的に)凄ェ!!
それにしても、秀喜の想像シーンで登場する、マックのクルーとしてハンバーガーを焼く事に精を出しているクラウザーさんに吹いた。日常に溶け込んでいるクラウザーさんは、どうしてだか妙に微笑ましく見えるから不思議です。
そういえば今回は結局、クラウザーさんどころかゴボウ男すら出て来ませんでしたが、最近のクラウザーさんは、女性向け下着通販カタログ「ピーチ・ジョン」冬号の裏表紙をジャックしたり、mixi年賀状に光臨なさったり、1日4回、パリのエッフェル塔を12分間レイプしたりなどなど、色々とお忙しいようですから。これは仕方有りませんね。
一時期の熱狂的ブームは過ぎ去ったとはいえ、まだまだクラウザーさんの影響力は衰えを知らないご様子。恐ろしい…さすが地獄の魔王だぜ…。
若杉公徳先生の巻末コメント
「大久保で車にはねられ救急車で病院に行きました。」