(20201206)キャプテン翼 ライジングサン 第115話 勝利へのマーク!! & 第116話 翼が来る!! & 第117話 ラ・コルーニャの伝説

【今回の要約】


マドリッドオリンピック・サッカー男子はいよいよ決勝トーナメントに突入。日本の準々決勝の相手は、Jrユース決勝の相手だったドイツ。
6-5で延長戦後半もあとわずか。翼は残り時間シュナイダーのマンマークについて、これ以上の得点を許さないと宣言し、シュナイダーのシュートチャンスも翼がことごとく阻止。
シュナイダーもフェイントを入れたりして翼の追撃を振りほどいてシュートを狙うも、岬・次藤がシュートブロック。


ドイツ正真正銘最後の攻撃、タイガーボラン→マーガスとつないで、ボールさ再びシュナイダーに。シュナイダーはパワーで翼のシュートブロックを打ち破ってランニングファイヤーショットを撃つ…かと思われたが、日向もシュートブロックに行って阻止。
こぼれ球を拾った翼は、マンマークでシュナイダーを止めきれなかった(自分一人で防ぎきれなかった)責任から、最後のダメ押しゴールは自分一人で奪うと誓い、単身でドリブル突破を開始、ドイツのフィールドプレイヤー全員を抜き去る。


ミューラーと1対1になった翼。疲れからか流石に体制を崩し、軸足を滑らせながらもシュートを放つ。シュートは大きく左にそれたかに見えたが、鋭い回転でボールはバウンドしながら曲がりドイツゴールへ突き刺さる。「ハイスピードトルネードスカイアルファ」特訓の途中で翼が生み出したラ・コルーニャ海岸アトランティックオーシャン水切りショット」(石崎命名によって7-5で試合終了。ドイツを下した日本は準決勝進出を決めた。


…遂にドイツ戦決着!!試合が始まったのが2018年に入ってすぐでしたから、ドイツ戦だけで2年もやってたのか…。
終わってみれば、7-5という馬鹿試合になるわ、延長戦に入ってから4点ぐらい入ってるわ、GKが若林から森崎に替わった途端5失点するわ、5人ぐらい負傷退場するわ、試合中に幽体離脱するヤツも出るわで、振り返ってみるといろいろと壮絶な試合でしたね…。



とはいえ、シュナイダーのシュートをみんなでことごとく防ぐシーンはなかなかの見ごたえがありました。このまま防戦一方で終わるのもアリだとは個人的には思うのですが、最後に力の差を見せつけてしまうのが大空翼という男の恐ろしい所。ある意味無慈悲ともいえるかもしれん(′・ω・`)



そして最後のシュートはラ・コルーニャ海岸アトランティックオーシャン水切りショット」…って、名前長っ!!
こんな長ったらしい名前、ゲーム化するときとか開発者が困っちゃうやつだろ!
そう考えるとフルメタルファントムはキャプ翼らしくはないけれど、ネーミング的には正しかったのかもしれません。



まあなんにせよこれでようやく話が先に進みそうでワクワクはしますな。森崎もガチのドイツ相手に5点取られたけど、シュナイダーのシュートも2回止めた(ただしループとセンターサークルからのロングシュート)ので、同窓会で自慢できそうで何より(′・ω・`)


次の相手はスペインですが…ミカエルくん以外もう誰がいるのかも忘れちまったZE状態なんだよなぁ…。




(20201121) 彼岸島 48日後… 第265話「立ちション」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」がいるという国会議事堂へ向かう明さん一行。そこで遭遇した自衛隊と共闘し、国会議事堂地下につながる大穴へ潜入し、ついにボスである“蟲の王”を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。蟲の王の片割れである拷問野郎を倒すべく、明さんたちは後を追う…!



…なのですが、今週はちょっと展開が衝撃的なので、道中は語らず、いきなり感想を述べるェ。



うへえ。ここで佐吉を容赦なく退場させるかあ…。
そりゃアイツも、軍医の反対を押し切って明さんたちを一人で迎えに行って、あろう事かその辺で立ちションしてたほどの不用心さだから、お前迂闊すぎだろとは言わざるを得ないのですが…小学生も問答無用でぶっ殺すとは…恐ろしい恐ろしいのう…。

正直先生ェも最近の佐吉の扱いに困ってる感じっぽかったし(だから負傷させて戦線離脱させたんでしょうし)…。
それにしても、3週ぐらい「クソみてェな旗」で笑いを取っておいて…この仕打ちかあ。
先生ェは上げて落とすのが本当にうまい。えぐいほどに。
でも佐吉が食べられそうになって恐怖するシーンは、本来のホラー漫画らしさが良く出てたとは思うェ(′・ω・`)


そうだよなあ。彼岸島ってホラー漫画なんだよなぁ…。いつの間にかギャグ漫画みたいな扱いになってますが。


まあぶっちゃけ佐吉にはそこまで思い入れないんですが、コイツが死ぬ事で、勝っちゃんがまた悲しみを背負う羽目になると思うと、つれェなあ…。


余談ですが、佐吉に胴体と合体したカニパン野郎が、Undertaleのクソ花に見えてきたから、ちくしょう!!




(20201116) 彼岸島 48日後… 第264話「片割れ」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」がいるという国会議事堂へ向かう明さん一行。そこで遭遇した自衛隊と共闘し、国会議事堂地下につながる大穴へ潜入し、ついにボスである“蟲の王”を倒した!



前回国会議事堂の上で、蟲の王にとどめを刺し、「クソみてェな旗」をザンッし、高らかに勝利宣言を行った明さんwith自衛隊の皆さん。さて、次にやる事は…。













ええ…(困惑)。


いやいやいやちょっと待ってくださいよ。前回クソみてェな旗をザンッて斬って大勝利宣言、ここまでやればそれで終わりだってみんな思うじゃないですか。なんで旗燃やしてんですか!!この仕打ち…どう考えてもオーバーキルじゃねェか…!!


おまけに旗を燃やしてる光景に加えて、自衛隊員の皆さんが「最高だぜ!!」「雅が燃えてる!!」「消えちまえ!!」「塵と化せェ!!」って叫んでるし。こんなんずるいわ…!絶対爆笑するに決まってんじゃねェかこの野郎…!!

特に、旗を燃やしてるシーンで「塵と化せェ!!」なんてセリフが出てくるあたりが実に彼岸島らしいっすね。
こんなセリフ、ジャンプ系バトル漫画の厨ニっぽい敵キャラが、必殺技を撃つときに言うぐらいしか見た事ねェ!



こうして勝利の余韻に浸っていたその一方で…連隊長の身体に異変が…!!





おお!連隊長の身体から腫れ物が落ちて元の綺麗なおっさんに戻った!!
流石に右目はつぶれたままですし、ちぎれた腕と足がニョキニョキ生えてくる事はありませんでしたが(生えたら逆に怖ェ!)、元に戻ったのは良い限り。

おそらく蟲の王を倒した影響で顔の変異部分が取れたんだと思いますが、その後にクソみてェな旗を斬ったり燃やしたりしたせいで、これだとまるでクソみてェな旗を燃やしたから元に戻ったみてェじゃねえか、ちくしょう!
一本の旗ごときに美味しい所を持ってかれた蟲の王くんが、だんだん哀れに思えてきたェ。



何はともあれ、連隊長が元に戻ったという事は、勝っちゃんの変異した左腕も元通りになる…と思いきや、いつまでたっても勝っちゃんの左腕だけ元に戻らねェ!
おいおいこれはどういうことだ!?なんだよ月曜日のガハハ先生ェの判定ガバガバじゃねェか!と思わずヤンマガを破り捨てそうになっちまいますが…どうやら蟲の王には意志を持った片割れが存在しており、そいつをぶっ殺さないと勝っちゃんの腕は元に戻らないのでは…という流れに。



意志を持った片割れ…アイツか!あのカニパン野郎か!!






なんてこった!クソみてェな旗で3週ぐらい展開を引き延ばしたかと思いきや、今度はカニパン野郎で引き伸ばすつもりか!
この分だとマサの息子…今度は3男でしたっけ?が出てくるのは、当分先になりそうだェ。





(20201109) 彼岸島 48日後… 第263話「灰」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」がいるという国会議事堂へ向かう明さん一行。そこで遭遇した自衛隊と共闘し、国会議事堂地下につながる大穴へ潜入し、ついにボスである“蟲の王”を倒した!



やったぜ。明さんがとうとう蟲の王の首を「ザンッ」したぜ!!
クソハゲが大喜びする中、顔色を変えず「念のためあの頭部を細切れにしておく」などと、どこぞのミッ●ーマウスみたいに物騒な事を言い出す明さんでしたが…蟲の王の首と胴体が、サラサラと灰化していくではありませんか。
そして時を同じくして、地下で自衛隊たちと戦っていたデカブツの門番たちも、次々灰化していき、中から変異させられた人間の死体が。
彼らが灰化していった事により、地上の明さんの勝利を確信する自衛隊員たちなのであった…。


ボスを倒すと雑魚もみんな消滅とか、まるでTVゲームみてェな仕様じゃねェか…。
でも勝っちゃんの左腕はそのまんまですし、連隊長の姿も変わり果てたまま。まあ、蟲の王が死んだと同時に腕や足がニョキニョキ生えてきたら、それはそれでホラーですけどね。
とはいえ、連隊長は蟲の王くんが死んでめっちゃ嬉しそうにしてるから別にいいか(′・ω・`)



そして明さんは国会議事堂のてっぺんに登ります。地上で多くの自衛隊員が見守る中…!!











クソみてェな旗、国会議事堂に散る━━

そして旗が盛大に倒された後、部下たちに向けて力強く勝利宣言をする連隊長…!
なんてこった、何がなんだか全くわけがわからねェけど、無駄に熱い展開じゃねェか…!!


あーでもこれでわかりましたよ。

そうか。先生ェはこれをやりたかったがために、わざわざ地下で死んでてもよかった蟲の王くんを地上に登らせたのか…。
なんだか死をもてあそばれたみたいで、陰キャ野郎が急にかわいそうに思えてくるから、ちくしょう!!





(20201102) 彼岸島 48日後… 第262話「小学生との約束」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」がいるという国会議事堂へ向かう明さん一行。そこで遭遇した自衛隊と共闘し、国会議事堂地下につながる大穴へ潜入し、ついにボスである“蟲の王”を倒した…かに見えましたが、最後の力を振り絞って地上に登ろうとしているので、明さんと鮫島様は連隊長たちの車に乗って後を追いかける…!



地上へ逃げる蟲の王を車両で追いかける明さんたち。なんというか、メタルマックスの戦車が上がれるスロープ丸出しだあ…(′・ω・`)

そして…国会議事堂の地下から、地上へ出たという事は…。










クソみてェな旗キター!!

相変わらず雅のバカ顔が、無邪気にはためいてやがる…。
このあと明さんたちと蟲の王が国会議事堂で対峙し、クライマックスを迎えるのですが…その間もこの「クソみてェな旗」がチラチラ出てくるだけで、もうせっかくのクライマックスの雰囲気が全部台無しになっちまうから、ちくしょう!!


明さんに二度ほど顔面を「ザンッ」されると、急にガキんちょ口調になって命乞いとかし始める蟲の王くん。
これを聞いた釣り目は「ざけんな (゚Д゚)ゴルァ!!お前のせいで何人もの命を失なったと思ってるんだ!貴様など死んで当然だ!!」とブチ切れるんですが…まあコイツがこれまで見せてきた悪行を考えたら、当然の反応とも言えるのではないでしょうか。

むしろ「なんか少しかわいそうになってきたな、止めをさすのか明?」などと言い出すクソハゲが甘過ぎィ!!お前マサに弟喰い殺された時のあの執念はどこ行った(′・ω・`)


まあ結局明さんは勝っちゃんに約束したとおり、蟲の王くんを斬首するんですけど、こんなゲス陰キャ野郎相手でも「さらばだ蟲の王」などと一応と解釈してやる明さん…もはや武人の鏡だェ。



うーん。しかしこれなら今週までわざわざ蟲の王を生かした意味があんまり無いな。ぶっちゃけ先週で死んでた方が自然だったんじゃないかとすら思えてくる。
そこまでして先生ェは「クソみてェな旗」を描きたかったのか(′・ω・`)ぐらいしか理由が見つからねェんですが、いいんスかねこれで。







(20201027) 彼岸島 48日後… 第261話「赤子」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」がいるという国会議事堂へ向かう明さん一行。そこで遭遇した自衛隊と共闘し、国会議事堂地下につながる大穴へ潜入し、ついにボスである“蟲の王”の元へとたどり着く…!
明さんとともに蟲の王の体内へ侵入した勝っちゃんは、キモ羽虫の攻撃を受け左腕が変異しながらも心臓の破壊に成功。そして明さんが蟲の王の顔面に強烈な一撃を見舞う…!



やったあああついに蟲の王を倒したぞおおおお。思えばこいつを倒すまでの道のりも長かったですなあ…。
今回のMVPは間違いなく勝っちゃんでしょう。史上最強の小4といっても過言じゃねェ…!


その後尻尾の先端にいた勝っちゃんが明さんに抱えられて現れます。
ついにみんなの前で、変わり果てた左腕が晒される羽目に…と思いきや、その後の勝っちゃんの言動からして、なんか普通にこの変わり果てた左腕の現実を受け入れているように見えるんですが…。ちょっとこの小4メンタル凄ェなんていうレベルじゃねェぞ…!?



そんなこんなで勝利の余韻に浸っていたら…蟲の王が突然動き出し、上へ上へと這い上がろうとしてやがる!
しっかし、心臓切り離されたのに普通に動けてるじゃねェかコイツは。生命力がクソ高ェ!!
虫の中には首を切り離しても平然としばらく動き続ける種類もいますが(カマキリとか)、やっぱり虫はしぶとい生き物なのか。元はヒョロガリ陰キャ小学生だったと言うのに。


蟲の王が地上に出てくる前にとどめを刺すべく、明さんと鮫島様は、連隊長と釣り目が乗ってる車に乗り込み、後を追いかける…!!


これはアレですかね。蟲の王が地上に上がった途端、突如現れた雅の息子の一人に瞬殺されちまうという、かませ犬パターンなんですかね。
「俺達があれだけ苦戦した蟲の王が、ああも簡単に…」と戦慄するクソハゲとか、うわぁもう容易に想像できちまう!



さて、本編とは関係のない話題にとなりますが、彼岸島の公式スピンオフ作品「彼、岸島」(かれ、きしじま)のweb連載が開始されました。

今号のヤンマガには第1話が、現在(2020年10月26日現在)のコミックDAYSには第2話が掲載されています。


ついに彼岸島も作者本人以外の描くスピンオフ作品が作られるようになったのか…と少々感慨深くなったのですが
まあ、第1話を読んだ限りじゃ…正直微妙かなあと(′・ω・‘)


まず、なんというか、岸島のツッコミがちょっと弱いんですよねぇ…。全体的にもうちょっとツッコミにキレが欲しい。
あとは、本家と比べるとどうしても画力面で物足りなさを感じてしまうのもマイナスポイントですかねェ…。似せようと頑張ってる感は伝わるのですが。
逆に言えばスピンオフのおかげで、マツモティーヌ先生ェの画力ってクソ高ェんだなって再認識させられたのは収穫かもしれません。皮肉とも言えますが。

ただ「ハァハァ」「ドボドボ」といった彼岸島特有の擬音の再現度はなかなかだったので、今後に期待だェ。





(20201017)キャプテン翼 メモリーズ3 大空家の引っ越し 第2話

キャプテン翼マガジン」に本編と一緒に掲載されているスピンオフ読み切り。今回は翼が南葛市に引っ越す前のお話が描かれる!とのこと。


前回は翼そっちのけで「翼の父親と母親の若いころのラブコメ話」が描かれたりして正直ちょっと面喰らったりもしましたが、今回はようやく翼が登場。こういうのでいいんだよ、こういうので!!


小学3年生ごろの翼は、当時からすでにサッカーバカと揶揄されるほどサッカーにずっぱまり状態でしたが、悲しいかな。周りの子供がやってる競技はどいつもこいつも野球ばっかり。サッカーやってる子が他にいなかったので、クラスでもちょっと浮いてる翼は変わった子と言われ、一人寂しくボールを蹴るばかり…。

まあでもこの頃はJリーグ開幕前で、サッカーより野球の方が圧倒的に親しまれてた時代。外での遊びも野球やってた子の方が圧倒的に多かったですからねえ。東京じゃ。


友達の居ない翼を心配した祖母から、野球用具をプレゼントされ、翼は半ば無理やり野球をやるってみる事に。
しかし翼ほどの身体能力があれば、サッカー以外の競技でもそれなりに動けそうな気もするんですが、慣れないバットスイングで三振したり、守備でフライを取ろうとして頭にボールが当てちゃったりするところを見ると“翼もやっぱり人の子なんだなあ”とちょっぴり安心してしまったりもしますね。


とはいえ、徐々に野球に慣れていってたようなので、おそらくあのまま野球を続けてれば、翼もそれなりの野球選手になってたかもしれませんが、己のサッカーをやりたいという気持ちは消えず。結局1日で野球を辞めて、野球用具を買ってくれば祖母に謝りながらも「たとえひとりぼっちでもサッカーがしたい」と打ち明ける…。うーんこの辺はなかなか考えさせられるものがあります。


逆に考えると、静岡に引っ越して一番最初にサッカー友達になった石崎のことを、翼がいつまでも「くん」付けで呼んでるのは、この東京での孤独な過去があったからなんだなあ…と思うと、格別の思いが感じられますねえ(´;ω;`)



2年後、相変わらずサッカーバカで周囲から浮いてる翼の前に現れたのは…青葉弥生!!


ああ~っ、そっかあ!こいつがいたか!!ここで絡んでくるのか!!
でもこの調子だと弥生はまだ三杉とは接点がないみたいですねえ。


さて、翼はここで弥生から、弥生の兄貴が中学でサッカー部のキャプテンやってるので、良かったら練習見に行かない?と誘われ、二つ返事でOKするんですが…この後静岡に引っ越すって事は、ここで多分なんかあったんだろうなあ…(′・ω・‘)


余談ですが、翼が弥生からサッカーの話を振られた途端、めっちゃ早口でサッカーの話をしまくるという、陰キャ丸出し反応でちょっと笑ってしまった(′・ω・‘) そりゃ弥生じゃなくっても引くわ!!



でも今回のお話って、もし翼が静岡に引っ越さず、このまま東京にとどまり続けてれば…間違いなくキャプ翼の歴史は一変してたかもしれない。そう考えると結構なターニングポイントだと思うのです。


翼が東京にとどまっていれば、原作よりもっと早い段階で三杉と出会っていたかもしれないし、そのまま翼も武蔵FCに入って、もしかしたらゴールデンコンビの相方が岬ではなく三杉になっていたかもしれないとか(でも三杉は10分しかプレイできませんが)


翼が東京にとどまり続けてれば、きっとロベルトも静岡ではなく東京に来ることになるでしょう(東京の方がいい病院あるし)。そうなっていたら、武蔵FCの本間・真田・一ノ瀬あたりが、ロベルトの教えでめちゃくちゃ覚醒してたかもしれないとか…!


こういうifを想像するのって…めっちゃ楽しくないですか?