(20140913) 彼岸島 48日後… 第5話「ショッピングモール」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



夜更けに吸血鬼達に襲われそうになったけど、明さんが全員返り討ち。唯一生き残った、両腕の無いキモ傘吸血鬼に、吸血鬼の集落の道案内をさせることになりました。
あと、住んでる家が吸血鬼にバレちゃったので、ニット帽ケンちゃんと葉子も一緒にお引越しです。



途中、色んな会話をはさみながら、ついに集落に到着。
果たしてどんなところなのかと思いきや…。

















あったよ!! ジ●スコが!!



集落がショッピングモールとは、なんだかもう、とんでもねえなあ…。
「JOSCO」とか書かれてますけど、こりゃどう見てもジャスコだよなぁ…。
ジャスコはサティと統合し、現在は「イオン」になってますが、おそらく今の彼岸島の時系列では、まだ2006年12月ごろだと思われますので*1ジャスコはまだ存在していた時期ですな。なるほどなるほど。別におかしくは無いんだェ。



きっと中には魅力的なウエポンとか、奇想天外な邪鬼とかが待ち受けているんだろうなあ…。クリアしたら西山あたりが仲間になるかも知れない。
ちくしょう、ヒガン汁がハンパねェ!



なお、案内役をやらされた両手の無いキモ傘吸血鬼は、お役御免という事で、明さんから「ご苦労だったな」と言われたあと、あっさり斬首されました。


ひょっとしたらコイツが、第2の隊長ポジションになるのかなあと、ちょっぴり期待してたんですが…明さん非情だェ!


なおこの後、明さんが葉子に「すまない、妊婦にショックを与えちまった」と言い出すシーンで吹いた。
殺った後に言うなよwwww



さて。葉子を近くで見つけた空き家に置いて行き、明さんは「葉子と生まれてくる子供の為にも強くなりてェ」と思っていたニット帽ケンちゃんを連れて、ジャスコへと向かうわけです。


明さん「場数を踏めばその分強くなる。それだけは確かだ」

ああアレか。RPGで例えると、高レベルのプレイヤーが、LV1のキャラをダンジョンに連れてって鍛えるみたいな感覚だな!
つくづくRPG展開丸出しだなあ、この漫画www



というわけで、見所は最後のジャスコだと思うんですが、個人的にはむしろその前の、日本が吸血鬼ウイルスで崩壊の中、外国は何をしてんだろうとか、核爆弾投下フラグとか、TV・PC・携帯が使用不可ってのが分かった事がポイントかもしれないですね。


でもラストが核爆弾投下ENDなら、明さんの活躍が、全部ムダになっちゃうんだよなぁ…。










*1:「最後の47日間」の最終日において、亮ちゅけが死んだのが2006年6月17日→そこから半年後、という計算から推測しました