(20220621) 彼岸島 48日後… 第327話「美少女」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。かと言って特にアテがあるわけでもないようで「どこかで吸血鬼と鉢合ったらボコって集落の情報聞き出すZE!」とか言ってます。
自衛隊たちから情報とか聞きだせばよかったのに…なんて行き当たりばったりな主人公たちだ(´・ω・`)


その後唐突に現れた美少女?邪鬼をビル内に隠れてやり過ごしたら、なんかビル内に吸血鬼の話し声が聞こえたので、明さんが例によってしゅんころ。生き残った吸血鬼をとっちめると「有り金全部渡すから助けてェ」とか言い出したので、とりあえず中身を見てみると…。








なんだこのクソみてェな通貨はぁ?!


この、雅様の絵が入った「クソみてェな通貨」
現時点では通貨単位がまだ判明してないので何とも言えませんが、東京…しかも歌舞伎町近くでしか使われてないんですかね…?
マサ本人が作ったというより、息子の一人がカネ作るのが好きで生み出したのかもしれねェ…。


少なくとも豹丸様が治めてた「血の楽園」では「日本円」が使われてたんですよねェ…。
これはもしかしたら豹丸様が「平和だった頃の暮らしを忠実に再現してェんだよ」という理由で、敢えてマサ通貨ではなく日本円を選んだのかも…?




あと気になったのは、コインにマサの顔とともに「吸血鬼元年」という新たな元号を刻んでる、ということ。






クソ吸血鬼どもめ…
日本をしっちゃかめっちゃかにして…
クソみてェな硬貨にクソみてェな元号つけやがって…!


そもそも彼岸島の世界って現在いつぐらいなんでしたっけ…?と思って調べたら
47日後の終盤で亮ちゅけが喰われた時
「平成十五年六月十七日」って書かれてました。


で、この後明さんに勝った雅様が本土に吸血蚊を持ち込み日本は大混乱。
半年後に明さんが本土に乗り込む…。


ここからどれ程時間が経過してるか不明ですが「吸血鬼元年」ってあるので…
クソ吸血鬼ども、平成15~16年頃に勝手に平成を終わらせてやがる!
もちろん令和なんてありゃしねェから、ちくしょう!



…ん?という事はですよ。元号「平成」から「吸血鬼」に変えられちまったという事は、今後彼岸島で重要キャラが死亡した際は


吸血鬼元年 ●月×日 △△ 本土に散る――


などと表記されちまうのか…!
ちくしょう震えが止まらねェ…(カタカタ)



そして次の舞台は新宿歌舞伎町…。
つまり彼岸島が、実質「夜王」とリンクしたって事か!!
リシャール一気飲みして「プハーっ!飲んだぜ!!」とか言い出す吸血鬼が出て来やしないか、今から昂りが鎮まら…ってそれ別の漫画だったわ(´・ω・`)