(20220215) 彼岸島 48日後… 第313話「最大の害悪」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという、“血の楽園”へ到着した明さん一行。
無事に内部に潜入できた一行は、血の楽園のボスである“豹丸”と、楽園に逃げ込んだ拷問野郎こと“ハンディ・ハンディ様”を倒すべく、血の楽園の特別区へ。途中で見つけたハンディ・ハンディ様を捕縛し、案内役として連れて行き、ついに豹丸様と対面…!!


さあ今週からは本格的に明さんと豹丸様の武人バトルが開幕だあ(棒読み)


豹丸様が鎌をふるった風圧で部下の吸血鬼どもがぶっ飛ばされるわ、鎌を振りおろすたびに地面が割れるとか、まったくとんでもねえことですけど、冷静に振り返ったら、明さんもギロチンぶん回して竜巻を発生させてたから、別におかしくもなんともねェのか…。全くこの漫画、どんどん常人離れしたインフレを起こしてやがる。


そして極めつけは豹丸様のこの発言でしょうかね。

豹丸様「我々にとっての最大の害悪は、国連のミサイルでもなく、辺りにはびこる野良邪鬼でもなく
たった一人の人間だったという事だ」


国連のミサイルよりも脅威ってのもすんげえ話だなあ。ある意味誉め言葉でもありますね。
どんだけバケモノになっちまったんだ明さんは。無印初期時代はただのモブと大差なかった強さだったのに!



あと、今週のハンチョウ読んでたら、唐突に彼岸島の原稿が出てきて笑ったェ。






凄ェ!情報統制されまくっている、帝愛の地下労働施設でも普通に知れ渡ってる彼岸島…。感じ入ったよ。
でもよくよく考えたら、持ち込みに来た部外者の目に止まる所に無造作に置かれてるとか、先生ェの原稿の扱いがぞんざい過ぎるから、ちくしょう!!