(20220208) 彼岸島 48日後… 第312話「鎌」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという、“血の楽園”へ到着した明さん一行。
無事に内部に潜入できた一行は、血の楽園のボスである“豹丸”と、楽園に逃げ込んだ拷問野郎こと“ハンディ・ハンディ様”を倒すべく、血の楽園の特別区へ。途中で見つけたハンディ・ハンディ様を捕縛し、案内役として連れて行き、ついに豹丸様と対面…!!


フ●テレビらしき建物を魔改造した、血の楽園特別区の中庭にそびえ立つ謎のピラミッド。その頂上に雅の息子の一人、豹丸様がいた…!
今まで回想シーンでしかその姿を見ることがなかった豹丸様が、満を持して遂に登場ですよ。いったい何を口走るのかと思いきや…。


豹丸様「来た…か…宮本明
帰れ…おとなしく出ていくなら命は見逃そう」


なんと、俺たちが戦うと血の楽園がぶっ壊れるからという理由で、明さん達に撤退を促す豹丸様。
まあ金剛様、姑獲鳥戦あたりから、明さんと全力で戦うと、周りがめちゃくちゃぶっ壊れるケースが多いから、それを危険視しているのでしょう。なんて冷静で的確な判断力なんだー!!


しかし、明さんに退く気が無いとわかると、豹丸様は立ち上がって武器を取るのですが…それは巨大な「鎌」
回想シーンで楽園から逃げ出したミサイル迎撃型邪鬼?を捕まえる時には、さすまたを持っていましたが、アレは殺すためではなく生け捕りにするための武器だったって事ですね!ちゃんとウエポンの使い分けできるとは、なるほどよう考えちょる。



それにしても豹丸様、思ったよりも理性的というか、話が分かりそうな態度っすねえ。これ説得次第じゃ一緒にマサぶっ殺そうぜって共闘展開持ち込めそうな気がするなあ。


もっとも明さんは問答無用で、かがり火を豹丸様にブン投げちゃったので、即戦闘モードに入っちゃったけどな!
明さん脳筋過ぎだろ!ガハハハハ!!