(20210605)キャプテン翼 ライジングサン 第121話 約束 & 第122話 ミカエルの衝撃…!! & 第123話 ゾーン

【今回の要約】


マドリッドオリンピック・サッカー男子。ドイツを破りベスト4進出を決めた日本は決戦の地マドリッドへ到着。準決勝のスペイン戦へ備えわずかな自由時間が与えられ各自英気を養う。
日向とタケシがやってきたソフトボール会場では、決勝戦の大事な局面で、日向の彼女の赤嶺真紀が登板。過去の日向の言葉を思い出しつつ力投を見せ後続をシャットアウトし、見事金メダルを獲得。


その後、吉良監督からあるビデオを見せられ衝撃を受ける日本の選手たち。そこにはメキシコ戦後半だけで6ゴールを挙げたミカエルくんのすさまじい全力プレイが映し出されていた。
ミカエルくんのあまりのすさまじいプレイを前に、初めて恐れを感じ意気消沈する翼だが、チームメイトの激を受けて復活。再び一致団結する選手たちの前に、助っ人として代表落ちした選手たちが駆けつけるのだった。


今回の3話のうち最初の1話は、ほとんどソフトボール回。日向の彼女のソフトボール女が後続をピシャリと押さえて金メダルを取ったよ!やったね!ってことですね。
まあ、キャプ翼ってなんだかんだでオリンピックともある程度べったりなもありますから、ソフトボールとかボクシングのシーンもある程度描く必要があるのかなあ…などと、このあたりに大人の事情を感じてしまったり。



残り2話ではメキシコ戦の後半だけで6ゴールを挙げたミカエルくんの恐るべき全力プレイが明らかになります。
あまりの圧倒的プレイに「やめたげてよぉ!」と言わんばかりの無慈悲っぷり。サッカーバカの翼ですら「やべぇよやべぇよ…」と恐れを感じて意気消沈してしまったほどなのですから、もう相当の衝撃なのでしょう。

6失点のエスパダスは言うに及ばず。サラゴサスアレスは完全にかませ扱いですし、キャプテンのラミちゃんに至っては姿すら見えず完全に猿空間行きしてるのが悲しい。
こいつら、前半はあれだけ活躍してたのになあ…。


6点の内訳はこんな感じです。

打点の高い強烈なヘディング
ドライブシュート以上に曲がるロングシュート
変幻自在のドリブルでキーパーごとかわす
トルネードアロー雷獣(スカイウイング)シュート
一人反動蹴速迅砲
渾身のオーバーヘッド


少なくとも「たたかえドリームチーム」の運営は、ミカエルの必殺技ネタがいっぱい出た!って喜んでそう。

今回のライジングサンって、対戦相手のチームがどこもかしこも、一人の強キャラだけが大暴れして点を取るパターンが多すぎて、正直この辺は興覚めしちゃうんですよねえ…。
万全のエスパダスですら後半だけで6点も取られたのに、足をちょっとひねってる若島津がまともに防げるとはとても思えませんので…こりゃ準決勝も大味な試合になりそうだ。
しかもスペイン側の全得点ミカエルくんという、7-6ぐらいになりそう…。


おまけに一昨日のドイツ戦で、曽我と井川の代表離脱が決定し、若林も負傷で離脱(どうせ決勝戦には出てくるんでしょうけど)、ドイツ戦で幽体離脱した三杉も、検査したらちょっと不整脈が出たので準決勝は大事をとって休ませる…という野戦病院状態の日本チーム。
そんな彼らの前に、頼もしい助っ人たちが現れた…!!




立花兄弟・中西・シャーク岸田・中山・西尾・そして高杉の6人!!


それにしても立花兄弟、ファイナルスカイラブハリケーンでやべえぐらいの大怪我をしたのに、よく出てきたなあ…。
あと高杉はあと一日早く出てくれば、神田のボクシングの試合みんなと一緒に応援しに行けたのに!なんかハブられてるみたいで(´・ω・) カワイソス



ちなみに次回によると、もう一つの準決勝、ブラジルvsフランス戦の様子が描かれるようです。
まあYOO1先生のことですから、十中八九ブラジルが勝つと思うんですが、フランスも少しは意地を見せてほしいところさん。


でも今回のメキシコの選手たちの扱いを見ちゃうと正直、あんまり期待できないなあ…。
ピエールとナポレオン以外の選手がまともに描かれるかどうかもちょっと怪しい…などと思ってしまったり。