「彼岸島」は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島「彼岸島」を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。
現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!
雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという、“血の楽園”へ到着した明さん一行。血の楽園入り口近くで出会った盲目の弟「聡」、人間不信の姉「希(のぞみ)」と協力して、いよいよ血の楽園に潜入する…!
今週も襲い掛かる吸血鬼どもを追っ払いながら、先を進む鮫島様たちですが…。橋の途中で分かれ道があったりと、なんだかレインボーブリッジがダンジョン化しちゃってる模様。
おいおい橋の中に迷路作るとか、ちょっとそりゃムチャ過ぎやしませんか先生ェ?*1と最初は思ったんですが…よくよく調べてみたらwikiによると、レインボーブリッジは幅が49m(幅員は29m)あるみたいなので、まあギリギリ迷路が作れるほどの幅はあるのか。
途中で何カ所か吸血鬼たちの便所が設けられているのも“レインボーブリッジの途中にはトイレがない”設定を利用してるわけで…。
一見ムチャクチャな設定に見せかけて、ギリギリのところで成立させるこの絶妙なバランス…感じ入ったよ(´・ω・`)
途中で「(人間の)血をよこせェ…」と、やつれた吸血鬼が迫ってくるシーンは、さながらゾンビ映画みたいでしたねえ。
まあクソハゲがあっさりぶっ殺しちゃったからホラー要素もへったくれも無いんですが、もうちょっと粘ってほしかったェ。
そして突如現れたアマルガムのバサバサ様。
バサバサ様のツラが「まんゆうき」のまんまん様ソックリだなあとか、こんなヤツにクソハゲ勝てんのかよもう明さん出てきてもよくね?とか、逃げ出した邪鬼捕まえるよりまずバサバサ様をなんとかしろよ豹丸様ァ!などなど、突っ込みだしたらキリがないんじゃ(´・ω・`)
なおこの直前、クソネズミがしれっと吸血鬼どもに鉄の札を取られちまってますけど、これ…途中で鉄の札を奪い返す展開がもしなかったら…到達までに誰かひとり死ぬってことだよな…?
まあそうなった場合たぶん盲目の聡が餌食になっちまうんだろうなあ…。つれェなあ…。