(20210316)キャプテン翼 メモリーズ3 大空家の引っ越し 第4話

キャプテン翼マガジン」に本編と一緒に掲載されているスピンオフ読み切り。今回は翼が南葛市に引っ越す前のお話が描かれる!とのこと。


前回は、周りの同級生たちがみんな野球に興じているせいで、友達もできずに寂しい思いをしていたサッカーバカの翼が、5年生の時クラスメイトになった青葉弥生の紹介で、弥生の兄が通う中学のサッカー部の練習に参加させてもらえる事になり、そこで無双。翼の才能がようやく明らかに…!


で、サッカー部顧問の意見を聞いて翼パパンは、息子の才能を開花させるために、静岡引っ越しを決断。
この辺の決断力の速さと鋭さは、伊達に船長やってねえぜ!ってことなんですかね。



で、翼パパンは息子を修哲小に入れる気マンマンだったようですけど、本編での話の流れで南葛小に(まあ大体翼と若林のせいですが)。
これ、南葛SCが結成されてなかったらえらい事になっていましたね…。
パパンが船長で家を空けて目が届かない悪影響がこんなところで発揮されちまうとは。爪が甘いよパパン!!


まあ、その替わりと言っちゃなんですが、自分が不在の間に元ブラジル代表の10番・ロベルト本郷が居候することになるんですが、初遭遇シーンが考えうる限り最悪なのがなんともはや。
こいつが後にブラジルユース代表の監督になるんだから世の中わかりませんぜ。まったく。



でも石崎が帰りに自分ちの銭湯に翼を誘うシーンはよかったっすね。
そうだよなあ。今まで誰も翼のサッカーバカっぷりについてこれる同性の同級生は誰もおらず、唯一理解を示した弥生も女子だったわけですからね。そりゃ最初のサッカーでできた親友なんですから、翼もずっと石崎を「くん」づけで呼びますわな。
特別の意味が込められていて、なんかすごくエモさを感じますね。


…で、最後のほうには、転校することになった弥生が、三杉と出会うエピソードも描かれてるんですが
小6時代の三杉からあふれ出るイケメンオーラがすごすぎる。




しかも授業中に「君のことはボクが守るよ」とかサラッと言っちゃってますからねこいつ。
いやあこれはすげえわ。サッカー選手になれなくても、ホストで食っていけそうな気さえしますね、このフィールドの貴公子…。


まあでも弥生にはこれぐらいオーラ漂う男のほうが結果的によかったのかもしれませんね。
多分翼と本格的に付き合ってたら、途中で喧嘩別れしそうな気がしますし。
やっぱし翼みたいなサッカーバカには、あねごぐらいがちょうどいいんですよ、たぶん…。