(20200406) 彼岸島 48日後… 第239話「拷問野郎」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」がいるという国会議事堂へ向かう明さん一行。そこで遭遇した自衛隊と共闘する事になるのですが、国会議事堂には突然変異した吸血鬼がウヨウヨいることが判明。明さんたちは奴らが潜む大穴…地下から潜入し、国会議事堂を奪還せんとする…!!



蟲の王が待ちかまえてる部屋まであとひとつ…のところで、壁にめり込んで拷問されてる人間を発見した明さん一行。
しかしコイツが突然バカみたいな大声を出しちまったせいで、ここに潜んでいた、たくさんの手に拷問武器を握りしめた化け物が、ザコ6体を連れて姿を現しちまいました。


慌てて岩陰に隠れたので明さんたちはひと安心ですが、現れた化け物は「殺サナイワ…ズット…苦シマセ…続ケテアゲル…」などとなぜかオネエ口調で、壁男の指を切り落としたり、ベロベロ長い舌でなめ回したり、糸ノコで鼻をそぎ落とそうとしたりと、3日後に閉店するワニカフェ先生ェの悪趣味さが全開なんじゃ(′・ω・`)



しかしここで、助けてほしい一審で壁男の野郎がとんでもないことを…!!

壁男「侵入者だ!!さっき人間がここに来た!!アンタらを殺す気だよ!!」


こ…このクソ人間、明さんたちを売りやがった!しかもご丁寧に右のほうへ逃げていく音が聞こえた!などと、具体的な進路までゲロってやがる!ちくしょうなんてこと言いやがるんだ!!


貴重な情報をゲロったご褒美として、ハンマーで頭部を一撃死された壁男はどうでもいいとして…超やべェ!このままでは隠れている明さんたち見つかっちまう!


明さん「みんな…武器を持て、銃を撃ってあの手下六体を引きつけるんだ
俺はあの拷問野郎を殺(や)る」


コイツいつの間にかそんな名前つけたのか…。
女言葉なのに野郎呼ばわりなのか…とか、化け物に人権などないんじゃ!って声が聞こえてきそうだェ!