(20190401) 彼岸島 48日後… 第197話「包丁の柄」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


姑獲鳥(うぶめ)に囚われた勝っちゃんが上野で壮絶な生活を送っているなか、そんな勝っちゃんを救い出すため、筏で上野へ向かう明さん一行。
途中で立ち寄った邪鬼「クソ喰い爺」で救出した佐吉から、勝っちゃんが東都ドームで大会の賞品にされていると知り、明さん達はドームへ向かうことを決意する…!


まあ、今週は大した進展はなかったですね。
まだ見ぬ強敵を前に明さんが武者震いしたりとか、ネズミの野郎がビビッて「ドーム行くのやめましょうよ」と日和ったりとかは、これまで飽きるほど見たテンプレ展開ですもんね。
ぶっちゃけ前半の、吸血鬼が泳いで逃げ出す描写とか、その吸血鬼に明さんと鮫島様が包丁を投げてぶっ殺すシーンとか「これいる?」って感じなんですけど。
それにしても明さん、打って良し投げて良しと、平和な時代だったら大リーグで大活躍間違いなしだェ!



まあいずれにせよ、東都ドームの前までは到着しました。次回が重要ですかね。
たぶん次回、勝っちゃんが商品になっている大会が、いかなる形式なのかが、明らかになるんじゃねえかなあと思いますので。
個人的には、ドームを見上げて「しかしなんてバカでけェんだ…」などと、ハァハァ言いながらマジな表情で驚いているクソハゲが、田舎者丸出しのリアクションで、妙にかわいいっスね。
お前ドーム来るの初めてだったのかよ(′・ω・`)