(20190225) 彼岸島 48日後… 第193話「針金」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


姑獲鳥(うぶめ)に囚われた勝っちゃんが上野で壮絶な生活を送っているなか、そんな勝っちゃんを救い出すため、筏で上野へ向かう明さん一行。
途中で立ち寄った邪鬼「クソ喰い爺」に勝っちゃんらしきヤツが捕まっているっぽいので、激闘の末なんとか倒し、捕まっていた人々を救出。しかし勝っちゃんと思われていた子供は、全くの別人。肩を落とす明さん達だったが、どうやらこの佐吉、勝っちゃんのことを知っているらしいぞ…?



今週は引き続き、佐吉による過去回想シーン。勝っちゃん・空き巣の吉田・デブの佐吉の3人で、夜中に脱獄を目指す!という回です。
そもそも脱獄を企てるきっかけになったのは、新入りがケツに針金を入れて持ち込んだからなのですが…その新入りは放置。つれェなあ…。



夜中に動き出す3人。他の人間たちにバレないようにソロリソロリと牢屋内を移動し、針金で開錠。こっそりと衣服を着用し、ソロリソロリと吸血鬼が寝ている机の横を移動し(ここがまるでコントみたいだあ…)、ついに建物の外に。


残るは巨大な柵のみ。まずは空き巣の吉田がクソガキ2人を利用して柵を乗り越え、向こう側に到着。さあ次は勝っちゃんたちの番…

空き巣の吉田「フン、おかげで助かったよ
俺、本当は、子供(ガキ)なんか大嫌いなんだよ」


や…野郎!!最後の最後で裏切りやがった!!
そのまま勝っちゃんと佐吉を置いて、走り去っちまいやがった!
この時の吉田の野郎のツラが最高にゲスいんだよなぁ…。


まんまと騙され、取り残された2人のもとに届くのは、人間の脱走を知らせるサイレン音と、脱走者を探す、怒れる吸血鬼たちの叫び声…!!やべェ!超やべェ!



ううむ。一見特に突っ込みどころがなさそうに見える展開ですが、ひとつ気になったのは、今回、ケツに針金を入れた新入りを一緒に連れて行かなかったって事は、この新入りは、誰かを助けるために意図的にケツに針金を入れたのではなく、単なる趣味でケツに針金を入れていた…?


なんてこった!ショタホモといい、子供嫌いの空き巣といい、ケツに針金を入れるのが趣味の変態までいるとか、この牢屋、変態しか収容されてねえから、ちくしょう!!



たぶんあっさり捕まるんでしょうけど、姑獲鳥(うぶめ)がなんか計らうんでしょうかね?人質だから勝っちゃんには手は出さないだろうし。
佐吉は…まあ吸血鬼にケツぐらいは掘られるかもしれないけど(′・ω・`)