(20181222) 彼岸島 48日後… 第186話「綱渡り」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


姑獲鳥(うぶめ)に囚われた勝っちゃんが上野で壮絶な生活を送っているなか、そんな勝っちゃんを救い出すため、筏で上野へ向かう明さん一行。
途中で立ち寄った邪鬼「クソ喰い爺」に勝っちゃんらしきヤツが捕まっているっぽいので、最低最悪に下品な相手に戦いを挑むも、一度は敗北し、無理矢理全裸にされて、無理矢理ゲロを食わされ脱糞するなど、敗北感を味わった明さん。しかし偶然刺さっていた木片によって脱出に成功し、反撃開始。そして鮫島様によって回収された義手が、ロープを伝って、今まさに明さんの元に届けられようとしている…!






しかしこんな不確実な方法で本当に大丈夫なのか?途中でクソ喰い爺に見つかったり、義手が川にドボンと落っこちたりするのでは…。





言ってるそばからコレだよ!!


だから直接、手渡ししろって言ったじゃねェかこのクソハゲェ!全くこれだからハゲは使えねェなあ(′・ω・`)
それでも明さんの機転でロープを手繰り寄せ、少しずつですが義手が動き出しました。よしこれで何とか…と思ってたら、あんのじょうクソ喰い爺に気づかれて、そのまま義手がロープからはじかれちまった…!!


もうだめだぁ…。おしまいだぁ…
しかし次の瞬間、何者かがビルから跳躍。なるほど明さんが超反応で義手を空中でキャッチする展開か…と思いきや






ゆかぽんじゃねェか!!

そういえば以前、水面にいるときに浮き輪をしてた描写があったような…ってことは、ゆかぽんはカナヅチ。それなのに、溺れる危険を顧みずに明さんのために、義手を取りに行こうとしている…!
そして、溺れかけながらもなんとか義手をゲットし「さあ見せてよ、いつものカッコいい明さんを」と平然と言ってのけるゆかぽんの、なんとたくましい事か。どこぞのクソネズミよりよっぽど大活躍してるじゃねェか!!


そして…装着!!





これは紛れもなくヒロインですわ。



屈託のない「えへへ」という笑顔がクッソ可愛えェ…。
これは間違いなく、ユキ・隊長に続くメインヒロインのツラですわ。だてにアイドルはやってねえなあ。
もっともゆかぽんは、キモオタ吸血鬼にアナルまで開発されちゃってるけどな!ガハハハハ!


明さんが義手を装着している一方で、鮫島様はクソ喰い爺に狙われてました。
その際「お前に喰わすクソなんかねェよ!!」とか叫んでますが、ついこないだまで「俺のうんこは大きくてうめェぞクソ野郎!!」とか言ってませんでしたっけ…?
まあ、本当に食わせちゃったら、また「お食事中の方は読むのをお控えください」って注釈つけなきゃなんねェけど。



何はともあれ、明さんのもとに再び義手が帰ってきました。
新年早々一発目となる次週は、義手ソードでクソ喰い爺を一刀両断し、鏡開きならぬクソ開きとかやらかしそうで、想像したら「ハッピーニュー嫌アアアアアア」な気分になってしまったんじゃ!!