(20180210) 彼岸島 48日後… 第150話「足音」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに鮫島様の弟・精二を救出し、精二の知る東京への抜け穴…下水道を通って行くことに。
 たどり着いた先は地下鉄の駅。そこに居た人間達から、東京には雅の息子と呼ばれる5人のアマルガムが居ることが判明。さらにその夜、5人の息子の一人「姑獲鳥」(うぶめ)が明さんたちを襲撃してきやがったのでした。



今週も引き続き、マサの息子と呼ばれるアマルガムのひとり「姑獲鳥」(うぶめ)と、超絶バトルを繰り広げている明さん。
戦いながら明さんは姑獲鳥を誘導し、かつて戦ったキモい邪鬼「妙子」のテリトリーまで連れて行くことに成功します。
ほほう。妙子と姑獲鳥と戦わせているうちに明さんが漁夫の利を得ようとする流れかあ。なるほどよう考えちょる。


妙子が物陰から覗いているような家政婦は見た!」みたいなポーズをしてますが
これはモルゲッソヨ先生、妙子の顔みたいな部分が目の役目を果たしていないことを、完全に忘れてますね(困惑)
編集はちゃんと指摘してやれよ、ちくしょう!!



さて、近くに邪鬼が居るなんて知らない姑獲鳥は明さんを攻撃。よけた拍子に柱が崩れるんですが…。崩れた柱の影から、妙子の消化器官がコンニチワ。
そしてそのまま姑獲鳥の身体をわしづかみにして、一気に喰おうとする妙子!
この時、この様子を観戦していたネズミと勝っちゃんの表情が、明らかに嬉しそうになってたのは吹いた。
勝っちゃんなんか「いいぞ妙子!!そのまま喰っちまえ!!」とまで言っちゃってるしなあ。
ついこないだまで、その妙子に自分が喰われそうになってたってのに(′・ω・`)


これは姑獲鳥が三叉の矛で妙子の身体を切り刻んで脱出。その一瞬のスキを付いて明さんが姑獲鳥に攻撃!初めて姑獲鳥にダメージを与えたよ!やったね明さん!



…というわけで、明さん・姑獲鳥・妙子による三つ巴のサバイバルマッチ状態となった彼岸島
こういう三つ巴関係って、読者的には予想がつかなくて楽しいですよね。
しかも、明さんが斧神様と手を組んで満腹爺を倒した時とは違い、今回は明さんと姑獲鳥が共闘して妙子をやっつけるという可能性はまずありえない(と思われる)ので、本当にそれぞれが何をするかわからない。



アレ…なんかこの漫画普通に面白くなってねェか(錯乱)