(20171002) 彼岸島 48日後… 第135話「米一粒」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに鮫島様の弟で、ホッケーマスクを付けたカタカナ口調で、女とヤラセロと連呼する、兄貴以上にとんでもないヤツ精二を救出し、遂に東京へ通じる壁へと到着!
精二の知る東京への抜け穴…下水道を通って行く明さん一行ですが、途中で「ネズミのオオサマ」と呼ばれる醜悪な邪鬼に遭遇する…!



東京へ進む為、“ネズミのオオサマ”の住み家、約1キロをソロリソロリと通り抜けようとする明さん一行。途中、明らかに視線がバッチリ合ってしまい「やべェ!見つかっちまった!」と思われるシーンが2回ほどありますが、なぜか邪鬼は2回とも「プイッ」と横を向いて、再び食事にありついています。
ひょっとしてコイツ、おそろしく目が悪いんですかねえ…?
そういえば吸血鬼は目が悪いという設定が初期にあったような気がしましたが、まさか男の子すっぽんぽんクラブ先生ェが、設定を思い出したんですかねえ…?



で、そんなギリギリの攻防を繰り広げている最中、なぜか極度にガリガリな人間2名に遭遇!!とりあえず名前は今のところ分かんないので「ガリガリくん1号・2号」としましょう(′・ω・`)
それにしてもコイツ等、明らかにゾンビみたいにガリガリなのに、よく普通に動けるなあ…。



そして、コイツ等に食料の缶詰を分けてあげるかわりに、ここのダンジョンのボスキャラである(こう書くとホントにゲームみたいだあ…)“ネズミのオオサマ”の情報を教えてもらう事になるんですが…。


ガリガリくん1号「アイツは私の娘だった、あの邪鬼は私の娘の妙子(たえこ)だ」

まあ、邪鬼が元人間で血縁関係だったってのはさて置いて、それよりも驚いたのは…アイツ女かよォ!?


だってあの邪鬼、これまで女性邪鬼として登場した、とか牛乳女とかユリなんかに比べたら、全然体型が女らしくないっていうか、どっちかっていうと、太った中年のオッサンみたいな体型だったじゃねェか!!
後ろ髪が長いので、かろうじて女性だと主張する事も出来なくもないですが、最近はロン毛のおっさんとか普通にいるしなあ…。
ひょっとしてこのガリガリくん1号と2号、食い物欲しさにデタラメ言ってんじゃねェだろうなあ…?
うそくせー。なーんかうそくせー。


そういえば今週のサブタイが「米一粒」だったのですが、そんなフレーズとか関係するイベント、今週ありましたっけ…?と、彼岸島を5回ぐらい読み直したらやっとわかりました。
そう、ガリガリくん1号2号が食い物にたかろうとして、鮫島様がブチ切れてるシーン(本誌253ページ)で

鮫島様「ざけんな これは俺たちの食い物だ
ガリガリだろうがなんだろうが、他人には米一粒やらんわ!!」


ちょwwサブタイそこかよぉ!?


いくらなんでもチョイスが適当過ぎだから、ちくしょう!!