(20170828) 彼岸島 48日後… 第131話「鴨」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに鮫島様の弟で、ホッケーマスクを付けたカタカナ口調で、女とヤラセロと連呼する、兄貴以上にとんでもないヤツ精二を救出し、遂に東京へ通じる壁へと到着!
ところが、東京へと続く道は高い壁で覆われており、どうしたもんかと思っていると、以前明さんたちと戦った邪鬼・エテ公が出現!エテ公は壁の向こうから女性の匂いを感じ取ったのか、突如壁に向かって体当たりをおっぱじめますが、対邪鬼兵器をくらってエテ公の身体はバラバラにされちまいました。エテ公、本土に散る…!!



正面突破を図ろうとした邪鬼・エテ公が返り討ちに遭い、こうなってくると頼りになるのは、東京への抜け道を知る精二のみとなるわけですが、その精二は浅くて汚そうな川までやってくると、突然川めがけて飛び込んで「ウオオオオー!」と夜王の主人公ばりに大声で叫びだしやがった!!
バカ!そんなに大声出したら、見つかっちまうだろ!…と思ってると、なにやら人骨を拾い上げました。
どうやらこの人骨は、精二の仲間だったヤツの成れの果てだったみたいでして、仲間の死を悲しんでいるのか、精二のマスクからは涙が流れ出て…。


って、この涙、どういうサイクルで流れてるんですかねえ…?よっぽどマスクがピッタリ顔面に貼りついてないと、こんな流れ方はしないんじゃねェかなあ…と思うんですが。
なんだかマスクの扱いが、キン肉マン並みに適当だから、ちくしょう!!



あんのじょう、精二が叫んじゃったせいで敵に見つかり、どこからともなく大量のヤリが降ってくるのですが、精二が川の近くにあるトタン屋根をどけると…。あったよ!抜け道が!!
どうやらこの下水道の穴から、東京へ侵入できるみたいです。世界一かっこいい下水道のBGMとかは…流れそうもないなあ。



で、精二がトタン屋根でヤリを防いでる間に、明さん、勝っちゃん、ネズミも穴へ向かっていくのですが…。
え…?お前らも一緒に行くのか…。
少なくとも、ネズミは東京までついて行く理由は、何も無いはずなんですけどねえ。とっとと海賊船に帰っちゃえばいいのに、どんどん危険地帯に足を突っ込んでいってるじゃないか(呆れ)。


まあ、どうせこの下水道を進んだ先には、邪鬼とかいるんだろうなあ、と思いながら、次回へ続くのじゃ!