(20170621)キャプテン翼 ライジングサン 第56話 悪魔の左脚

【今週の要約】


マドリッドオリンピック本大会予選グループもいよいよ佳境に入り、グループDではブラジルvsドイツという大会屈指の好カードが実現。
この試合引き分け以上でグループ1位が確定するブラジルは、上から目線で舐めプを決め込んでるのに対し、ドイツは序盤から本気モード。シュナイダーのハットトリックにより、3−0で前半を折り返す予想外の展開に。
後半は一転して本気になったブラジルが攻勢に転じ、あっという間に3−3の同点に追いつかれるも、左手を負傷しながらプレイ続行するミューラーのロングフィードからシュナイダーが、2人のDFのマークを受けながらも、執念のシュートでついに勝ち越し!
試合はロスタイムへ。1点を追うブラジルは、コーナーキックからの混戦で、リバウールさんが決定機を迎えるも、ユニフォームを引っ張られて倒されPKを獲得。キッカーはリバウールさん。果たして試合の結末は…?

ふざけたロスタイムもついに今回でラストプレイ。大混戦のドイツゴール前でリバウールさんが決定機を迎えるも、後ろからドイツのハルドビッヒくんが、リバウールさんのユニフォームを引っ張って倒してしまい、ブラジルがPKを獲得。倒したハルドビッヒくんは一発レッドで退場しますが、コレはやむなしか。


それにしても、一応無印時代から居たキャラなんですが、退場することで名をあげるハルドビッヒくんも、なんか不憫っちゃあ不憫ですな。
その前のプレイのカーサ・グランデなんて、シュナイダーのユニフォームどころか左脚を露骨に掴んでたのに、退場どころかカードすら貰ってないのになあ(′・ω・`)
やっぱりこの試合の審判、露骨にブラジル贔屓しまくってませんかねえ…?



さあ、最後の最後にブラジルにPKが与えられ、あたかも“このPKで試合の結果が左右されるぞ!”と言わんばかりの展開に。
するとここで、ミューラーの口からこんな発言が飛び出すのです。

ミューラー「この試合3点も取られ…左手の指は破壊され…
ゴールネットに絡まり動けなくなったり…
まったく散々な一日だったが…その代償に…
最後の最後ぐらい、めいっぱいのいいことが起きないもんかのう」

おおっ!?わざわざこんな事を言い出すってことは…これはミューラーがPKを止めてドイツ勝利フラグか!?
いやいやいや。サッカー神YOO1先生のことです。
「…と思っているのかァ!?」と言わんばかりに、リバウールさんのペナルティキックでミューラーの左手を完全粉砕!ドローに追いつきブラジル1位通過…という線も十分にあり得るのがこの漫画の恐ろしい所。


とはいえリバウールさんはリバウールさんで「ユニフォーム引っ張られて首痛てェから、誰か替わりにPK蹴ってくんね?」とか言い出すわ
結局自分で蹴る事になったんですが、メチャクチャ邪悪な笑みを浮かべてたりと、コッチはコッチでなんか不気味。



正直どっちとも取れるのですが、どういう結果になるのか、あーだこうだ予想してる居間が、いちばん楽しいのかもしれませんね。