(20170619) 彼岸島 48日後… 第123話「下顎」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに亡者となった勝っちゃんの母親(吉川さん)を案内役にして、鮫島様の弟・精ニが捕まっているという金剛様のアジト明治屋ホテル」にて、ついに金剛様と対峙するが、更なる脱皮によって腕が4本に!打開策として、崖下にあるガソリンスタンドまで誘い込に、爆殺を画策する明さん。紆余曲折あり、ついに金剛様を崖から落下させ爆発させることに成功する…!



やったぜ。明さんの超能力パワーでハンマーをガソリンスタンドに落として、ついに金剛様を爆発させることに成功したぜ!
爆発の衝撃で足が飛び散ったり、まるで画太郎先生の漫画に出てくる爆発シーンみたくなっちゃってますが、金剛様が爆発する様を見てしまった部下の吸血鬼たちは「神を失った我々は何を信じてよいのか…」みたいなことを言って絶望してます。


…まあ、君たちは上司のマサの野郎でも崇めときゃいいんじゃね?って思うんですが…ここで気になるのがネズミの存在。
明さんと金剛様が戦いを繰り広げている間、あろうことか明さんを差し置いて、金剛様を応援していやがったあのネズミです。
金剛様が爆発した今、ヤツはどんな心境なのかと思いきや…。










うん。知ってた。



ほらな!やっぱりだよ!!ネズミの野郎、テノヒラクルーで、絶対明さん支持に回ると思ってたさ!!
まったく、なんでこんなヤツがのうのうと生き残っちまったんだ。お前なんか、金剛様と一緒に爆死しちまえばよかったんだ(ぷんすこ)!!



…と思ったら、なんだか様子が変だぞ…?燃え盛る炎の中、金剛様、まだ息があった!!
腕が砕け散り、身体がボロボロになりながらも、明さんに対する殺意はこれっぽっちも失われていねェ!!なんたる執念!!
…まあ、なんでその前に下顎を投げつけてきたのは、イマイチよく分かんないんですが。
他にも投るものがあっただろ、ちくしょう!



結局最後は、明さんが金剛様の執念に感服しながら「お前とは別の形で出会いたかった」と言い残して、そのまま首をザンッ!!と介錯
なんか48日後に入ってから、明さん介錯しっぱなしだなあ。



というわけで、遂に金剛様も撃破ですよ。
一応金剛様も、最後の最後で見せ場は作ったので良かったと言えば良かったかもしれません。
先週の「貴様どこへ逃げ」→爆死が最期とか、あんまりにも中ボスとしてはしょぼすぎますからねえ…。



あとは、鮫島様の弟を見つけるのと、勝っちゃんの母ちゃんの処遇をどうすんのかってのと、明さんとみんなの別れのシーンぐらいですかね。見どころは。
結局金剛様の口から、鮫島様の弟の居場所とか、まったく聞きだせないままなんですが、まあどうせ来週になったら都合よく分かっちゃうんでしょう。
だって彼岸島だしな!!